あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

本・感想

腸と脳 本

腸と脳著:エムラン・メイヤー訳:高橋 洋 52ページワシントン州立大学の神経科学者ヤーク・パンクセップ少なくとも七つの情動操作プログラムが、私たちの脳には備わっていると結論している。 112ページ精神分析の登場以来、いがみあいの絶えない家庭環境で…

本が届いた

12/9に注文した本、12/11の夕方、本屋から電話で「本が2冊とも届きました」と連絡が来た。2日で届いたことになる。12/12の昼過ぎ、買い物ついでに取りに行った。 ・・・・・・・ 姪に贈る本を探すため、図書館のサイトで岡潔さんを検索した。すると、本館で1…

星の王子さまのことば 本

星の王子さまのことば しあわせを届ける117のヒント著:サン=テグジュペリ編訳:平松 洋 はじめに よりこの本は、『星の王子さま』から文章を選び、それに関連したものを、サン=テグジュペリの他の著作より抜き出して、ちりばめたものです。 左半分に『星の…

情緒の教育 本

情緒の教育岡 潔 189ページ動物性の侵入を食いとめようと思えば、情緒をきれいにするのが何よりも大切で、それには他(ひと)のこころをよくくむように導き、いろんな美しい話を聞かせ、なつかしさその他の情操を養い、正義や羞恥のセンスを育てる必要がある…

春宵十話 本

春宵十話(しゅんしょうじゅうわ)著者:岡 潔 教育に関することが多かったように感じた随筆。 随筆:自己の見聞・体験・感想などを、筆に任せて自由な形式で書いた文章。随想。エッセー。goo国語辞書 以前どこかで3つのS(シネマ、セックス、スポーツ)がよ…

ベーシック・インカム 本

ベーシック・インカム原田 泰/著 ベーシックインカムを導入することに対する、色んな反論に答えている本やったそんな反対意見もあるのか、そんな問題もあるのかなど、新たな発見があって面白かった とある問題に対して、こういう風に解決できると示している…

ベーシックインカム 本

ベーシックインカム分配する最小国家の可能性 著立岩 真也齊藤 拓 不思議なくらい頭に入ってこなかったよくわからない内容がダラダラ続いていたしかも329ページとそこそこの厚み 「俺のブログの方が面白いわ」と思ったのが17ページくらい それ以降、ページを…

Q&A SDGs経営 本

Q&A SDGs経営笹谷 秀光/著 「はじめに」のところに自慢とも取れる自己紹介があり、カタカナ語がやたら多かった(難しいのは括弧書きで日本語の意味を書いてたけど) 「はじめに」の段階で引いてしまった珍しい本 一応内容も読もうとしたでも、タイトルにあ…

SDGsを学ぶ 国際開発・国際協力入門 本

SDGsを学ぶ 国際開発・国際協力入門 編高柳 彰夫大橋 正明 図書館に行ったついでに借りた本の内の1冊SDGsとベーシックインカムはネットで十分かなと思っていたけど「面白くなければ読まずに返せばいい、ついでだから」と借りた 借りてよかった面白かった教科…

新国富論 本

以前、指導者に希望することを「明るい未来を指し示し、それを実行して欲しい」と書いた 「人にばっかり求めないで自分でも考えないと」そう思ったから「自分なりの明るい未来」を考えようとした その時に浮かんだのがSDGs「持続可能な開発目標」というだけ…

野草の本

もし万が一、食料不足になっても食べられる雑草を知っていればなんとかなるそう思って、本を買おうと思った 俺が買おうと思う本は、・家の近所で取れる草を載せている・その草を見分けるための詳細な写真やイラストが載っている・(簡単な)調理法が載ってい…

土と内臓 本

土と内臓D・モントゴメリー+A・ビクレー 著片岡夏実 訳 2016年発行の本らしいが、たしか今年の新聞広告に載っていた題名だけ見て図書館で予約した予約してから借りれるまで1~2か月、借りたのが6月やったかな読み終えるのに借りていられる期間の最大3週間か…

医学常識はウソだらけ 一問一答編 本

医学常識はウソだらけ 一問一答編三石 巌/著 タイトルに疑問は残るが面白く勉強になった。ただ、「本作品は1982年8月に現代書林より刊行された『健康ものしり事典』を改題・修正し、文庫にしたものです。」ということで内容が古い。 この時の常識が今の非常…

小学館版 学習漫画 少年少女 日本の歴史 本

小学館版 学習漫画 少年少女 日本の歴史 わかりやすかったけど内容が争いの繰り返しだから面白くなかった。 この漫画を読む限り、ほとんどの争いが一部の権力を持った人たちの欲が発端のように感じた。その始まりは聖徳太子が作った冠位十二階のような気がす…

生物と無生物のあいだ 本

生物と無生物のあいだ福岡 伸一/著 新聞に一言書いていたのを見て著者を知った。短い文章やったけど「頭が良さそう」という印象を受けた。それで、書いている本に面白そうなタイトルがあったから借りてみた。 学者さんにしては小説のような読みやすい文章を…

蜜蜂と遠雷 本

蜜蜂と遠雷恩田 陸/著 いや~すごかった。形容がたくみ。 この本を初めて知った時、内容が「ピアノコンクールの話」ということだけ覚えた。「音楽の話を本で?音は表現できないやろうから、コンサートに関わる人間模様が多いのかな?」くらいに思ってた。し…

かがみの孤城 本

2018年に本屋大賞を取った「かがみの孤城」辻村深月を読み終えた。 この本を読み始めたきっかけは、家から少し離れた喫茶店が生演奏をやっているのを知って行ったこと。その時は音楽に興味があり、コーヒーを聞きながら生演奏というのに惹かれて行った。 そ…

日本社会のしくみ 本

日本社会のしくみ雇用・教育・福祉の比較歴史社会学 小熊 英二/著 面白かった。「なるほど」「すごい」「わかりやすい」「これは覚えておこう」「メモしておこう」などなどいっぱいあったけど、結局何もメモせず。 1章と2章は全文読んで、3章は飛ばしながら…

君たちはどう生きるか 本

君たちはどう生きるか 吉野 源三郎/著 「おじさんのNOTE」が少々長く、たまにしつこいところがあったけど、一度読んだだけで身に付くわけはないから「繰り返し」が大切なのかも知れない。 それは本の中にも、「知っていてもできないこと」として話が出てく…

哲学と宗教全史 本

哲学と宗教全史 ライフネット生命保険株式会社創業者 出口 治明/著 哲学者に関してすごい情報量。その人の、名前、生まれと没年、顔、その人の哲学と関連のある考え方との相関図、時代背景が詳しく載っていた。 難点が二つ。題名に「宗教」という文字が入っ…

僕は君たちに武器を配りたい 本

僕は君たちに武器を配りたい瀧本 哲史/著 2011年の就職難に喘ぐ若者に向けて書かれた本やから、今と状況が少し違う部分はあったけど、「資本主義の中で安い値段でこき使われず(コモディティにならず)に、主体的に稼ぐ人間になるためには、この6タイプのい…

ミライの授業 本

ミライの授業瀧本 哲史/著 常に「14歳に向けて書いた本」という本筋を通しながら、テーマに合わせて展開していく持っていき方が見事。この人の本はどれも面白い。 未来をつくるためには、過去を知る必要がある。そのためにテーマに沿いながら色んな偉人を紹…

読書は格闘技 本

読書は格闘技瀧本 哲史/著 非常に面白かった。 「読むだけ」ではなく、「批判するだけ」でもなく、「自分の考えを持つ」ための読書。その方法を実践している、頭の使い方が学べる本。 著者が書いていた、読んで終わりではダメとのこと。

武器としての交渉思考 本

武器としての交渉思考瀧本 哲史/著 亡くなられたというニュースで初めて著者を知り、気になったので借りた本。題名にある「交渉」について一冊通して筋が通っていて、わかりやすく面白かった。 学生に向けて書かれた本やけど、交渉は仕事だけではなく日常色…

何のために生きるのか 本

何のために生きるのか五木寛之稲盛和夫 対談形式の本。 読みやすい、わかりやすい、そして面白い。表紙の写真を見て思ったのは「二人とも耳たぶが大きい」 戦後、建築は「湿式」から「乾式」に変わってきたとあった。これは工期短縮のためやろう。 それと心…

日本の民俗学 本

日本の民俗学柳田 國男/著 第1章固い言葉が多く、読めない漢字、知らない言葉がちょいちょい出てきて意味が理解できなかった。 第2章対話形式だけに言葉の意味はわかった。でも、柳田先生に対する媚というのか忖度というのかがすご過ぎ。それと「思います」…

もらい泣き 本

もらい泣き冲方 丁/著 Facebookで紹介された本を取りに行った時、目立つ所に置いてあったので目に留まった。 発行は2011年ということで「新刊」だから置いたのではない。おそらく、図書館員さんが「読んで欲しい」という気持ちで飾ったのやろう。 勝手にそ…

日本文化私観 本

日本文化私観ブルーノ・タウト/著 Facebookで本を紹介するグループに入っている。そこで紹介されていたのがこの本。 とある社長が「事あるごとに読み返している」と紹介していたので、人生訓でも書かれているのかと思って興味が沸いた。 それにちょうど「外…

「空気」の研究 本

「空気」の研究 山本 七平/著 もっとも、戦後らしく「ムード」と呼ばれることもあり、昔なら「議場の空気」といったところを「当時の議場の全般のムードから言って・・・」などという言い方もしている。 そして時にはこの「空気」が竜巻状になるのがブーム…

なぜこの店で買ってしまうのか 本

なぜこの店で買ってしまうのか パコ・アンダーヒル Facebookで、「本を紹介するグループ」に入っている。 そこで紹介されていたから借りてみた。 しかしイマイチやった。 まず本が分厚い。 485ページある。 その時点で少し気が滅入る。 しかも始めの方の内容…