あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

本・感想

空海 本

空海 松長 有慶/著 たしか図書館のネット検索「新着資料」で出てきた一冊。その次の日やったかな?新聞でも広告が出ているのを見て気になって借りた。 空海の考え方などがよくわかる内容。学術書のように、ものすごく調べて書かれた本やった。 空海の文章を…

地上最強の商人 本

地上最強の商人オグ・マンディーノ/著 他の人はどんな本を座右の書にしているのか?で、調べて出てきたのが中島敦「名人伝」と、この本。 この本は442ページある。1996年の出版で新品は売ってないみたいで、中古だと安くても6,000円以上。(アマゾン) でも…

最高のラジオ体操 本

最高のラジオ体操青山 敏彦/著 新しい仕事が始まる少し前、別の本を図書館に借りに行った。その一冊だけで帰るのはもったいないから、とすぐ読めそうな本をもう一冊探した。 その時思い出したのが、新しい職場でラジオ体操をするということ。 ちゃんとした…

中島敦「名人伝」 本

中島敦「名人伝」 他の人はどんな本を座右の書にしているのか?調べて出てきたサイトがこれ。 座右の書を聞かれたらこの本をあげておけば間違いない - 読書生活 そこに出てきたのがこれ。 中島敦 名人伝 確かに紹介されていたとおり、短くて面白かった。でも…

後藤 清一「こけたら立ちなはれ」 本

後藤 清一「こけたら立ちなはれ」 この本を読んだのは今回が3回目やと思っていたら4回目みたい。 2009-06-21 「こけたら立ちなはれ」 読書 - あっ草花 2019-04-25 こけたら立ちなはれ 本 - あっ草花 この間にもう一回読んだみたい。それすら覚えてなかったし…

フランツ・カフカ「変身」 本

フランツ・カフカ「変身」 このブログ「アプリ、AI、人力… 「本との出会い」をサポートするサービスを集めてみました|QUMZINE by Filament, inc.」で紹介されていた「AIがおすすめの本をセレクト - AI選書サービス BOOK4U」のAI診断によって推薦された6冊の…

武田麟太郎「日本三文オペラ」 本

武田麟太郎「日本三文オペラ」 6冊の内の1冊。 小説。昭和七年六月とあり、日本語が少し古く、読めるけど読みにくかった。 読んだのは青空文庫でやけど、底本:「現代文学大系 44 武田麟太郎・島木健作・織田作之助集」筑摩書房とあった。 ここまで古くなる…

太宰治「女生徒」 本

太宰治「女生徒」 6冊の内の1冊。 女生徒の朝から夜までの一日を書いた小説。 自分が小説をそんなに読んでいないからやけど、最初から最後まで一人称で書かれているのは初めて読んだ。よくここまで細かく書けるもんだと感心した。 けど、やはりというか何と…

宮沢賢治「注文の多い料理店」 本

宮沢賢治「注文の多い料理店」 6冊の内の1冊。 漫画、日本昔話の一つにあってもおかしくないような内容やった。 面白くはないが、これを書けと言われれば書けない。 創造することの難しさと同時に、自由・無限を教えてくれた本。

有島武郎「生まれいずる悩み」 本

有島武郎「生まれいずる悩み」 6冊の内の1冊。 読み終わった後に、この本のことを調べた。小説やけど、登場人物「木本」のモデルが木田金次郎とあるように、現実ともリンクしているのかと思えた。 生活か、理想か。今の自分の悩みと同じだったことに驚いた。…

福沢諭吉「学問のすすめ」 本

このブログ「アプリ、AI、人力… 「本との出会い」をサポートするサービスを集めてみました|QUMZINE by Filament, inc.」で紹介されていた、「AIがおすすめの本をセレクト - AI選書サービス BOOK4U」をやってみた。 そこで紹介された6冊の内の1冊。 福沢諭吉…

考えて、考えて、考える 本

考えて、考えて、考える丹波宇一郎/著藤井聡太/著 ★★★★★かなり面白かった。 新聞で紹介されているのを見て、藤井聡太が好きやから借りてみた。2021年に丹波宇一郎さんと藤井聡太さんが対談した時の本。対談本やけど、丹波さんが藤井さんに質問する場面がほ…

一冊でわかる江戸時代 本

一冊でわかる江戸時代大石 学/監修 師匠が江戸時代と縄文時代を勧めていたから借りてみた。 学生時代の歴史の勉強よりわかりやすく面白かった。 でも、俺が知りたかったのは江戸時代の生活。 この本は「徳川家の歴史」という題名が合ってると思う内容やった…

歴史とはなにか 本

歴史とはなにか岡田 英弘/著 「考えて、考えて、考える」の本で丹羽 宇一郎さんが藤井さんに勧めていたから借りてみた。 うーん・・・。 知識の量がすごいのはよくわかるけど、断言、断定の仕方がイヤ。自分は全てを知っている。だから○○だ!、又は○○ではな…

メメント・モリ 本

メメント・モリ藤原 新也/著 読もうと思ったきっかけは、テレビ「日曜日の初耳学」で斎藤工が紹介していて気になったから。 強烈やった。 今も目に焼き付いているくらいショッキングな写真があった。 詩のような文章と写真。 生を考えさせられる、インパク…

ソフィーの世界 本

ソフィーの世界ヨースタイン・ゴルデル/著★★★★★ 読もうと思ったきっかけは新聞で、女優さんが「何回も読んだ」という記事を見たから。 以前に一度読んで面白かった記憶がある。哲学史でもあるんやけど物語の展開も考えさせられる内容も面白かった。月日が経…

タイタンの妖女 本

タイタンの妖女カート・ヴォネガット・ジュニア/著 ★☆☆☆☆ アマゾンのカスタマーレビューでは5つ星のうち4.3やった作品。 これが10人くらいの平均値ならまだ理解もできるけど、「222個の評価」で平均4.3ってのはすごく高いと思う。 1章を読んでやめようと思…

易、風水、暦、養生、処世 本

易、風水、暦、養生、処世水野 杏紀/著 面白かった。かなりの広範囲をよく纏めたなぁと思った。総合的に見れて、よくできた一冊だと思った。 情報量が多かった。 引用・参考文献序章 なぜいま東アジアの宇宙論なのか:16冊第一章 暦:40冊第二章 易:24冊第…

思考と動き 本

1950年(昭和25年)の今日、7月2日に金閣寺が放火され全焼したらしい。今朝のラジオで知った。 その事件を元に三島由紀夫が「金閣寺」という小説を書いたらしい。NHKの「100分 de 名著」で知った。 その番組で小説を朗読していた。「俺は君に知らせたかった…

感情の正体 本

感情の正体 -発達心理学で気持ちをマネジメントする渡辺 弥生/著 面白かった。情報量が多かった。参考・引用文献が15ページに亘り紹介されていた。 前に読んだ「感情とはそもそも何なのか」は科学的な内容が多かったのに対して、この本は心理学で感情を説…

非時の香の花の音海の杜 ブログ

古事記を読んだ流れで久しぶりに「ひふみ神示」(ブログ)を読んでいた。 hifumi.tomosu.link 「ひふみ神示」は意味のわからないことがよく出てくる。今回その中でも気になったのが、北の宝シホミツと南の宝シホヒル。 この意味がわからなくて検索したら出て…

古事記 本

師匠がイザナギとイザナミの話から「神話上のいい話に焦点を当てると実現する」と言っていた。それを聞いて前に読んだ竹田恒泰の本を思い出した。 『日本人はいつ日本が好きになったのか』竹田恒泰 著 tiku100year.hatenablog.com この中に「同一民俗の条件…

神々の沈黙 本

神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡ジュリアン・ジェインズ/著 本のカバーそで部分、人類の意識は今からわずか3000年前に芽生えたもの、意識誕生以前の人間は右脳に囁かれる神々の声に従う<二分心>(Bicameral Mind)の持ち主で、彼らこそが世界各地の古…

感情とはそもそも何なのか 本

感情とはそもそも何なのか乾 敏郎/著 難しいけど面白く、面白いけど難しい本。感情が体に及ぼす機序などが詳しく書いてある。 point14情動信号の予測信号が感情を決める重要な要因となる。 point18注意を向けることは、感覚信号や内受容信号の精度を高める…

新校訂 全訳注 葉隠 (上) 本

新校訂 全訳注 葉隠 (上)菅野 覚明、栗原 剛、木澤 景、菅原 令子/訳・注・校訂 葉隠をネットの図書館で探すと色々あった。この本は上中下あって「しっかりしてそう」と思い全部借りることにした。 (上)だけ開架にあるけど後は自動書庫。つまり図書館員さ…

葉隠 死ぬ気の意思決定 本

葉隠 死ぬ気の意思決定著者:赤塚不二夫 機会があって葉隠を読もうと思った。ネットで図書館を検索すると何冊かあった。その中に赤塚不二夫の名前を見つけて面白そうやったから一緒に借りた。 ほとんど漫画で、最後は文章でも書いている。わかりやすく、たま…

体癖 本

体癖 著者:野口 晴哉 これは難しかった。3冊同時に買ったらこの本が一番初めに届いたから一番に読み始めたけど途中で断念。その後届いた他の2冊を読んでからまた読むと少しはわかるようになったけど使いこなすには程遠い。 人の体を分類し、それらを詳しく…

風邪の効用 本

風邪の効用 著者:野口 晴哉 P.27風邪というものは治療するのではなくて、経過するものでなくてはならない。しかし経過するにしても、その体の性質をよく知らないとそれができない。それで私はそこから入っていって体癖素質というものを見つけるようになった…

整体入門 本

整体入門 著者:野口 晴哉 師匠のセミナーで野口 晴哉という名前が出た。誰かを調べると野口整体の創始者やった。 そういえばこの人の本を読んだことがないな。そう思ってネットで調べると文庫で安く売っていたから3冊とも買うことにした。 野口 晴哉は、日…

それから 本

それから著:夏目漱石 岡 潔さんの本「情緒の教育」に夏目漱石の「それから」は全篇情緒だから面白いと書いてあったから読んでみた。夏目漱石の本は以前「吾輩は猫である」を読もうとして面白くなくて途中で断念した。この本も全体的に言葉が古く読みにくい…