対談形式の本。
読みやすい、わかりやすい、そして面白い。
表紙の写真を見て思ったのは「二人とも耳たぶが大きい」
戦後、建築は「湿式」から「乾式」に変わってきたとあった。
これは工期短縮のためやろう。
それと心の問題が同様ではないかとあった。
「湿式」と「乾式」を「おしぼり」で例えて、「乾式」の方が軽い。
だから命も軽く扱うようなってしまったのでは。
すぐに自殺する、又はすぐに人を殺す。
その原因は心が乾いているからだ。
その為には「情報」の「情」の文字をしっかり考えないといけない。
大阪弁の「おかげさんで」の語源は「お蔭参り」というのを初めて知った。
お蔭参り(おかげまいり)は、江戸時代に起こった伊勢神宮への集団参詣。
Wikipediaより
ですから、「おかげさんで」ということは、「天地神仏のおかげ、世間様のおかげで、商売はなんとか儲かっております」と、こういう意味になる。