日本社会のしくみ
雇用・教育・福祉の比較歴史社会学
小熊 英二/著
面白かった。
「なるほど」「すごい」「わかりやすい」「これは覚えておこう」「メモしておこう」
などなどいっぱいあったけど、結局何もメモせず。
1章と2章は全文読んで、3章は飛ばしながら。
4章以降は章のはじめの要点だけ読んで、終章は全文読んだ。
面白かったけど長く細かい。
とても覚えられない。日常使えない。身に付かない。
そう思って飛ばすことにした。
・・・・・・・
読みながら自分の記事「自己分析メソッド」を思い出した。
柱がないと梁はかけられない。
だから自分の意志がハッキリしてないと知識が身に付かない。
過去に読んだ本も同じ。
残っているのは「面白かった」か「面白くなかった」かだけ、ということが多い。
「どんな内容?」と聞かれて応えられる本はほとんどない・・・と思う。
下手をすれば読んだかどうか、タイトルすら忘れているのも多いやろう。
だから、今回の本も要点だけ読むことにした。
・・・・・・・
今回のように、知識があまり吸収できない本を読まないようにするための対策は、やはり「まずはやってみる」やろう。
先日「プログラミング言語『Blawn』自作し経産大臣賞受賞 開成中学3年・上原直人さんの謙虚すぎる素顔」という記事を読んだ。
プログラミングでも何でも、知識を蓄積していくだけという方法だと途中でやめちゃったと思うんです。
何か「これを作ってみたい」っていう目的意識を持って始めると、勉強するものはすべてその目的に直結するわけで。
そうすることで、興味やモチベーションを維持できたので、結果いろいろな周辺知識も自然と身について、プログラミングの技術もある程度ついたと思います。
自分でも「使い道のない英語は覚えられない」という経験を何度もした。
今回の本はそれに近いものだった。
「英語を覚えてどうするか?」そういった、覚えた先の目的が必要やった。
目的に合わせた行動が大切。
時代によって「しくみ」も変わってきている。
だから変化に対応することが大切。
そのためには固定観念は必要ないということ。
「べき」をやめて「好き」を追いかける。
それに必要な物や事を習得することは、努力と感じず楽しくこなせるはず。
好きこそ物の上手なれ
ということやろう。