あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

腸と脳 本

腸と脳
著:エムラン・メイヤー
訳:高橋 洋


52ページ
ワシントン州立大学神経科学者ヤーク・パンクセップ
少なくとも七つの情動操作プログラムが、私たちの脳には備わっていると結論している。


112ページ
精神分析の登場以来、いがみあいの絶えない家庭環境で抑圧されて育った子供は、のちに精神疾患を引き起こしやすいことが知られるようになった。

心理学者アリス・ミラー
「あらゆる心の病は、幼少期に潜在意識のもとで受けた、未解決の身体的、あるいは心的トラウマに起因する」


250ページ
このような研究は、人工甘味料が短期の減量に役立たないことのみならず、脳腸相関に炎症を引き起こし、ひいては身体や脳を損なう主要因になる可能性を強く示唆する。


288ページ
ただし、腸とマイクロバイオータと脳の相互作用に関して現在知られているところに基づけば、断食は、マイクロバイオームの構成と機能に、そしておそらく脳にも、とても大きな効果を及ぼすことが考えられる。


・・・・・・・


やっぱり外国のお偉いさんが書いた本は読みにくい。


いらない話が多い。
だから本が無駄に分厚い。
そして肝心なことが頭に入りにくい。


主語が途中に来るとモヤっとする。
翻訳家さんとの相性もあるのかな。


翻訳家と言えば、星の王子さまの本を探している時に見つけたサイトに、翻訳家によって違うということが書いてあった。


おすすめ『星の王子さま』(文庫本)どれを買うべきか?に迷ったら…

www.gachitan.com


なんせ読みにくかったから途中かなり飛ばした。


脳と腸と腸内微生物は関係が深いということが294ページに亘って書いている。
これなら159ページしかないけど、図や絵が多くわかりやすく情報量も多い「新しい腸の教科書」の方がいい。


「腸と脳」の発行は2018年7月18日
「新しい腸の教科書」の発行は2020年5月25日


今は医学の情報も日進月歩らしい。
新しさといった意味でも「新しい腸の教科書」の方がよさそう。