あっ草花

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綱引き

10/30 読売新聞 国際金融都市 綱引き


いつもは見ない金融の記事が気になった
きっかけは「綱引き」の文字があったから


しかし「また誘致か、また東京か」と面白くなかった
でもその中の一文が参考になった


都は2017年に「国際金融都市・東京」構想を定め、外資系金融機関の誘致などに取り組んできた。だが、首相は他の都市を同センターとする可能性にも含みを持たせている。
「地域間で競争させるため」(メガバンク関係者)とみられ、綱引きが熱を帯び始めた。


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少し前、我が市の市長が東京にいる大使に会いに行ったという記事を見た
市出身の有名人に大使になってもらって、市を宣伝するのが目的みたい


この市長、前は同じく大使である、まーくんに会いにニューヨークヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムまで行っていた
どうも有名人が好きで仕事と称して有名人に会うための出張を楽しんでいるのではと思ってしまう


交通費や宿泊費はたぶん税金からやろう
そんなことにお金を使って市を宣伝して何の意味があるのか?


これは以前から思っていた
子育てをするのに適した環境で、支援、優遇がありますから移り住んでください
こんな話を見る度に「どこかが増えたらどこかが減る」と思っていた


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かわいい女優さん大使に会いに東京に行った時のインタビューをYouTubeでも見た
市長はちゃんと市の宣伝もしていて、人口が減っている世の中で、我が市は少しづつ増えていると自慢気やった


全体が減って、ここが増えているということは、他所が減っているということ
減って困っている人たちがいるのに、自分達が住みやすければいいのか?
自分たちが住みやすいというのは市報だけでいいのでは?
他地域にまで宣伝して、移り住んでもらおうとするのを見る度に綱引きだと思っていた


そんな中での「地域間で競争させるため」
「なるほど」と思った
そういう面もあるやろう
でも、市町村によってはしたくてもできない事情があるやろう


予算の問題、職員の高齢化による計画力や行動力の低下など
「できないところは減ってしょうがない」でいいのか


かといって双方何もしないと活気がなくなるのはわかった
ではどうするのがベターか


それは手助けやろう
合併ではなく連携


綱引きに勝って「自分の住んでる市の人口が増えました」で喜んでる状況ではない
するなら二人三脚かムカデ競争にして同じ方向を向いて欲しい