あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

落とし前

11/2 読売新聞 都構想 再び反対多数


賛成 49.37% 675,829票
反対 50.63% 692,996票


その差17,167票
これを受けて大阪維新の会の松井代表が、23年4月の市長任期満了で政界を引退すると表明してしまった


「2度負けたことは政治家として力不足。私自身のけじめをつけなければならない」


はじめから言っていたけど実行するとは引き際がいい
これが松井さんなりの落とし前の付け方なんやろうと思った


【落とし前の語源・由来】
落とし前は、香具師(やし)の間で使われていた隠語で、露店などで客と折り合いをつけるため、適当なところまで値段を落とすことを意味していた。 その意味が転じて、もめごとなどの仲に立って話をつける意味になり、さらに転じて、失敗や無礼などの後始末をする意味となった。
語源由来辞典より


・・・・・・・


今朝のラジオで賛成派の意見を聞いた
声の感じからして20代女性
「損はないからした方がいいと思った」


都構想すること自体にお金がかかることは損とは思わないのか
これが世論(の一部)かと思った


新聞に賛否の理由が載っていた
選択制とのこと


反対した理由
34% 大阪市がなくなるから
21% これまでの議論に納得できない
18% 住民サービスに格差が生じる
16% 行政の無駄の削減にならない


賛成した理由
46% 行政の無駄が削減される
36% 大阪の経済成長につながる
5% 地域に応じた政策が行える
5% 住民サービスが充実する


反対した理由で一番多いのが感情論とは…
損得、是非ではなく寂しい
これはかなわん


都構想議論の中心を担った来た松井一郎市長への評価を尋ねたところ、
全体の56%が「支持する」と回答したが、そのうち20%は反対に票を投じていた。


これは矛盾していない
二重行政のムダを無くそうとする松井さんは支持するけど、そのやり方を支持しないだけ
お金には厳しいが頑張っている人は応援する
俺もこの20%の人達と同意見


・・・・・・・


新聞に載っていた一人の意見に納得した
「市民を二分する論争は、もう終わりにしてほしい」

 

大切なのはこれから
「ポスト都構想」の構築が急務である。その責任を負うのは、賛成派と反対派の双方だ。
大阪本社社会部長 正岡 明


今後は「では、どうするか」が必要になってくる
自分は、二重行政ができなくなるように法改正することが必要だと思う


自分の案が反対されたからもういいわ
とか、
せっかくいい案を出してくれた人がいたのに反対されたからもういいわ
とか、
よくなるかわからない案が否決されたからこれでいいわ
ではなく、
みんなで「では、どうするか」


客(反対派)と折り合いをつけるため、適当なところまで値段を落とす(政策)落とし前が必要