あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

監督の名は。「英国王のスピーチ」「レ・ミゼラブル」「ゼロ・グラビティ」

Amazonの売れ筋ランキングのDVD部門で一時、「君の名は。」が1位から8位までを占めたらしい。
色々な予約特典とは売り方がうまいなぁ。
 
それをもじって監督の名は。
 
トム・フーパーという監督さん。
名前を忘れそうやから、探すとき用に題名に「監督」を入れておいた。
 
以前に「英国王のスピーチ」というのを見た。
面白かった。
 
見入ってしまう作品。
そんなに盛り上げる訳でもなく、淡々としているようで見てしまう。
気づいたら終わってたという感じかな。
 
 
英国王のスピーチ」を見て気づいた。
俺はただ「画面を賑やかにする」のが好きではないんや。
 
昔は派手なアクションが好きやったけど変わったんかな。
 
例えば追いかけっこ。
途中でゴミ箱を倒したり人とぶつかったりして動きをつける。
それに日本のアクションに多い、意味の無い派手な動きは画面は賑やか。
 
これらには意味がない。
だから面白くない。
 
でも映像なんやから動きがないとアカンのやろう。
そこで、かどうかは知らないけどトム・フーパー作品はカメラが動いている。
 
ずっとじゃないけど「見入っている」と気づいた時はカメラワークが面白い時。
 
この監督ならアクションを撮っても、ただの賑やかしの場面は撮らないやろうと思う。
 
 
英国王のスピーチ」は何が面白かったか?
 
被写体を生かすカメラワーク。。。
 
うーんうまく表現できないけど、面白いと感じたのはたぶんこのへんやろう。
 

 
今までミュージカルはまともに見たことがない。
ミュージカルと知らずに間違ってレンタルしてきたら早送りで見るか見ずに返すか。
それくらい嫌いやったけど、トム・フーパー監督ということで見てみた。
 
まぁ面白かった。
なんやろ。何が違うんやろ。
わからんけど面白かった。
 
一つはCGと実写との境目がほとんどわからないところ。
 
古いところでは「フォレスト・ガンプ/一期一会」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー
これらもCGと実写との境目があまりわからなかった。
こういう手抜きがないというか、こだわっているのがわかる作品は話自体も面白い。
 
 
トム・フーパー監督作品はこの2つを見た。
2つに共通するのは、演者のアップ画面も多い所。
しかも長い。
 
つまり演技の上手い下手がもろに出る。
そこも面白かった所やな。
 

最近見て面白かったもう一つ。
 
登場人物はたしか2人だけ。
あとは数人声だけで、とても少ない。
けど見入ってしまった。
 
どうやって撮ったのか不思議。
 
やっぱり映画は面白い。