あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

ふくよか

最近通ってくれている70代の女性。
この方は嫌いなことばかりを口にする。

「○○が嫌い」「あれが腹立つ」
そんな話を聞いてるだけでもきついので話を変えるけど、また違うことの嫌いを言ってくる。

頭の中がストレスでいっぱいなんだと思う。
だから余計にイヤなことに目が行く、頭が記憶する。
悪循環。

「嫌い」や「イヤ」という言葉の波動はとても低い。
だから聞く方も面白くないのはわかるけど、今日の出だしは「嫌い」から。



俺はデブが嫌い。
「好きではない」程度ではなく「嫌い」

たぶん、自分を甘やかし過ぎた結果太ったんや、と無意識に思っているんだと思う。
だから時間など、約束を守らない、自己管理ができていない人が好きではない。

それを見た目でわかるのが体型。
だから見た瞬間イラッとしてしまうんだと思う。


でもウチのお客さんで、いくらダイエットしても太ってしまう人がいることを知って少し変わった。
病院に入院して水しか飲まなくても太ったらしい。
そういう人がいることを知ってから拒絶反応は少し和らいだ。

そして今日、体型に悩みを持っていた人の記事をネットで見た。



ニューヨークに住む10歳の女の子。
薬の副作用で太りやすくなってしまった彼女は過去にいじめを受けていた。

彼女は3歳のころから、人形用の洋服を作る趣味があった。
それが発展して人間の服を作るようになり、10歳にして世界4大ファッションコレクションの一つ、「ニューヨークファッションウィーク」に参加したという。

ブランド名は「チャビーライン(チャビー…『ぽっちゃり』の意)」
「ふくよかなシルエットの美しさ」を大切にしているのが特徴。

Instagramで世界に発信。
今はイジメはなくなったらしい。



ここから学ぶことは、

落ち込んだまま過ごさず、逆境をバネに生きる。
人の意見に惑わされず、好きなことを貫き通す。
そして人を見た目で判断しない。


ただ、異性としての外見の好みはDNAに刻み込まれた如何ともしがたい俺の個性・感情だと思う。

俺の感情も否定せず、人の外見も否定しないように、良い所だけを見るように、全てを包む。