あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

準備

俺が入社してすぐの頃
室長から何度も「期待している」と言われていた
「俺が3年かかったのを2年で覚えてもらう」
というのも何回か言われて
何回も言われるうちに2年だったのが1年になってた時もあった
一級建築士をとるように」も何回も言われた
「一級をとって早く仕事を覚えてくれ
そしたら俺のポストを渡す
俺はいつまでもこの位で落ち着くつもりはない
もっと上にいく」と
俺はあの時
同属経営であの社長で「開発室室長、実質開発のトップ」より上になんかいけるのか
取締役を目指しているのか、なれるのか
と思っていた
 

昨日、お金のトラブルがあった、しかも2件
今日、室長と話す時間があった
あれこれ、話して
「方向は以前話した通り、年内いっぱいで考えてる
これ以上お金に関わりたくない
トラブルに巻き込まれたくない
社内で責任が明確になっていないこと全てが俺にまわってきそうで恐い」と言った
 
前回、進路を聞かれた時に「辞める方向で」とは答えたが
今日のではっきりと答えを出した
「年内で辞める」
あとは、いつ社長に言うか
それを室長に相談したら
それなら早い方がいい
と言った後に
「俺も出るつもりだ」、と話してくれた
 

数年前にも一人立ちの野心があって準備もできてたけど
会社の状態で辞められなくなって今に至っている
少し前、社長に社内の現状を伝えたが社長は変えるつもりはないらしい
築100年みたいに、今年いっぱいで、とは言えないが
近いうちにそうする、と
 

なるほど、それでか
俺を育てて一級をもっていれば俺が看板になれる
そうすれば室長は心置きなく辞めれる
そのために俺を育ててくれていたのか
それだけ前から会社を辞める準備をしていたのか
というのがやっとわかった
社内での昇格ではなく、一人立ち
野心があるから全てにおいて前向きに取り組める
貪欲になれる
全て自分の経験にしていけている
 
でも、それならなぜ一級を持っている人を選ばなかったのか
俺と同じ時期に面接に来たのは、たしか20人近くいた、と聞いた
中には一級も何人かいたと聞いた
その中から俺を選んでくれたのに
期待を裏切る結果になった

俺は
昇給も昇格もそれほど望んでいない
サラリーマンとして真面目に働いて
普通に給料をもらっていればいい、と思っていた
建築で看板立てて、というのは考えにくかった
そこに甘えがあったんやろう
聞けばいい、その考えがあったんやろう

室長は今の時代、「建築設計」だけでご飯を食べるのはしんどい
時代に合わない、と言っていた
俺もそう思う
室長はどういう道を進むのか
 

俺はクレーム処理に力を注ぐより
人を癒す、少しでも自分が味わった腰痛などの痛みの緩和の手助けができれば
 
でもめざすのは医者でもなく、鍼灸師柔道整復師などでもなく
気功整体師
これはこれでやっぱり世間の目が
どうなのかな
 
現場担当が9日に帰ってきて3日経った
手術したけど治ったようには見えない
傷が痛むからか、リハビリをさぼっていたのか
以前よりひどく見える
 
俺の腰も最後はお医者さんに「あとは手術しかない」と言われるまでになっていた
それでも手術はイヤやったから本を読んで
色々試してなんとか日常生活には支障がないくらいまでには治った
 
「手術しなければ歩けなくなる」現場担当はそういわれて手術したらしいが
手術にも限界はある
 
 
最近は西洋医学でも
腰痛は心因性もあるというのが認められているし
痛みの原因が治っているのに脳が痛みを記憶している、と考えも出てきている?認められている?
らしい
肩こりのコリも
 
ホメオパシーで問題になった
何事も「それだけ」
西洋医学だけ
というのはよくないということか
 
俺が目指すのはあくまで民間資格
してはいけないこと、をしっかり調べないと