師匠から内村鑑三の名前を聞いた
調べて出てきたのが↓
キリスト教指導者内村鑑三~その苦難と信仰の道~ | 安心、それが最大の敵だ | リスク対策.com | 新建新聞社
書いたのは高崎哲郎
この中に
宗教哲学者・文明批評家内村鑑三の著作中でも特に愛読しているもののひとつが「後世への最大遺物、デンマルク国の話」である。
とあったから読んでみた
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「後世への最大遺物 デンマルク国の話」
内村鑑三 デンマルク国の話 信仰と樹木とをもって国を救いし話
今、ここにお話しいたしましたデンマークの話は、私どもに何を教えますか。
第一に戦敗かならずしも不幸にあらざることを教えます。
<中略>
善き宗教、善き道徳、善き精神ありて国は戦争に負けても衰えません。否いな、その正反対が事実であります。
<中略>
第二は天然の無限的生産力を示します。
<中略>
外に拡がらんとするよりは内を開発すべきであります。
<中略>
第三に信仰の実力を示します。
国の実力は軍隊ではありません、軍艦ではありません。はたまた金ではありません、銀ではありません、信仰であります。
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これを読んで思い出したのが
2022年9/22 読売新聞 17ページ 文化面
改めて問われる 宗教とは
曹洞宗 禅僧 南直哉
カネをかけると、神さま仏さまから相応のものが返ってくると考えるのは「取引」だ。
宗教は物事を解決するものだと捉えない方がいいと、私は考えている。
信じるのはかまわないが頼ってはダメだ。
<中略>
苦しくても、生きられるようにするのが宗教の役割。
<中略>
宗教はつえにはなっても、おんぶはしてくれないものなのだ。
宗教とは、最終的に自分の人生の幸せが何かを自分で決めることだ。
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高崎哲郎が書いたコラムの副題?に書かれているのが
安心、それが最大の敵だ
これをネットで検索するとこれが出てきた
シェイクスピアの名言・格言集プラスα!Episode01 | 言霊の備忘録!
Peace of mind, it is the enemy who is closest to the human beings.
安心、それが人間の最も近くにいる敵である。
これを見て思い出したのが「ピンチはチャンス」
ぬるま湯に浸かっていたらアカンということやな
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師匠から内村鑑三の名前が出たのは、今の日本にキリスト教の考え方を取り入れるといいという話をしていた最中やった
キリスト教は目的思考がある
内村鑑三の墓碑銘にはこう書かれているらしい
“I for Japan,Japan for the World,The World for Christ,And All for God. ”
危機感を持って日本のために日々努力する
という精神が必要
なのはわかるけど…