今回の一部は以前ブログに書いたかも。
お店をオープンする前、師匠から「出張整体がいい」と勧めてもらった。
それもあって、介護施設などに営業をかけていた。
しかし、「元々お店を出したい」という気持ちがあったし、「営業はイヤだ」という気持ちもあった。
それに加えて、営業すればするほど「無理だ」という気持ちと「やっぱりお店でやりたい」という気持ちが強くなった。
営業に行く→邪険に扱われる→イヤな思いをする→お店に来てくれる人に対して一生懸命対応しようと誓う。
少しの間、これを繰り返した。
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兄弟子のお店がオープンした時も同じようなことがあった。
兄弟子はお店を雑居ビルの2階に出した。
俺は「お店を決める前には師匠に相談した方がいい」と兄弟子に伝えていたけど、相談することなく決めたらしい。
お店の内装工事の段階で師匠と一緒に兄弟子のお店を見に行く機会があった。
すると、お店に行くまでの雑居ビルの階段がけっこう急やった。
俺は「整体屋は1階がいい」と思っていたし、師匠に相談してないならここではきついかなと思った。
すると師匠も「ここはお客さん来ないよ。工事費でけっこうかかったかも知れないけど、家賃がずっとかかるでしょう。君の性格からいってズルズルいってしまうんじゃない?工事費は勉強代として早く他に引っ越した方がいい」という感じのことを言った。
すると兄弟子は意気消沈。
その後、俺にも意見を求められたが「自分も2階は厳しいと思う。師匠もあー言っている」と答えた。
この時、兄弟子はたぶん「見返してやる」と思ったと思う。
「ここでは無理じゃないことを証明してやる」と強く念じたと思う。
結果、俺のお店は閉店して兄弟子のお店は今も営業中。
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××があったから〇〇を願った。
これをスピ系のブログではコントラストと呼んでいる。
コントラスト=対照。対比。
貧乏だったらお金を望むやろう。
スポーツをしていたら相手か自分に勝つことを望むやろう。
望んだら、それに向けて行動するかしないか。
行動すれば結果が得られるかも知れない。
結果が得られなければ努力が足りないのか、仕方が違うのかも知れない。
行動しなければ何も結果は生まれない。
望むけど何も行動しない状態、それがモヤモヤに繋がる。
「望まない」なんてことは不可能。
頭に浮かんだ時点でそれは望みである。
それを「望みではない」とするのは自分の心に蓋をすることになる。
自分に嘘をつくよりは、
望みではあるけど、全てを一人でするのは不可能だから、望みとは分野が違うが自分にできることをする。
この方が心のあり方としてはいいのでは。
もっといいのは、「望んだこと」に向け「行動」する。
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俺は今まで目標がなかった。
だから何をすればいいのかがわからなかった。
一つ「すべきこと」は出てきた。
でもそれをしてもお金にはならないから生活するための仕事が必要。
このすべきことは、お店が閉店したことによって浮かんできたこと。
お店が続いていたら、何かかんや言い訳して着手しようとしなかったのでは、と思う。
閉店があったから今後の道が見えてきた。