あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

連呼

数日前、目覚ましが鳴ってないのにスッキリ目が覚めた。
いつもの通り部屋の灯りをつけラジオとエアコンの電源を入れた。


たぶんもう少ししたら目覚ましが鳴るやろう。それまで二度寝しよう。
そう思ってフトンをかぶったけどラジオから聞こえる声がいつもと違うことが気になった。
しかし「今日から始まりました」というラジオの声に納得。


「なるほど」と思って聞いていると中島みゆきの歌を流した。
その中に「シュプレヒコール」という言葉を繰り返し言う曲があった。
初めて聞いた歌で、後から調べると「世情」という曲やった。


うたた寝状態やったけど何曲か聞いたのはわかっていた。
「それにしても目覚ましが鳴らないな」そう思ってスマホの時計を見た瞬間3:33になった。
「まだこんな時間か」トイレに行って再びしっかり寝た。


・・・・・・・


以前にもシュプレヒコールという言葉を連続で見た時があった。
その時に調べたはずやけど、デモに関係していること以外ほとんど内容を忘れていた。


シュプレヒコールとは、集会や演説など多数の人が集まっている場にて、その参加者が声を揃えて同じフレーズを大声で何度も繰り返し唱和すること。
「集団で同じ言葉を繰り返す」のが特徴
Wikipediaより


女性を批判するようなことを言った人に対して、多くの人が批判的な声を上げ続けた結果辞任することになった。


言葉は祈りより力を持っている。
人数が多くなると言葉の力はより強くなるんやろう。
多くの人が何回も言うともっと強くなる。


この場合の「強くなる」というのは「現実に反映される」という意味で使っている。
だからデモに意味はある。


・・・・・・・


今回のは批判的な内容やった。
これがもし「会長、これからは多くの人の個性を認め合い、長所を活かし合いましょう」というような言葉でシュプレヒコールが起きていればそういう現実になっていたかも知れない。


「会長が辞めたらそれで解決という訳ではない」とネットやテレビで言っている人がいた。
だからこそ、ではどうすればいいか、どうなればいいか。
そこの部分を言い続ければいいのではないか。


世情:世の中のありさま。
goo国語辞書


人の短所を許容し長所を探して伸ばす。
世間はそういった発言だけを繰り返す。
これがシュプレヒコールを取り入れた再発防止案。