男と女は違う。
男は子供を産めないし、女にちんこは付いてない。
心も体も男だけど女みたいな人もいるし、心も体も女だけど男みたいな人もいる。
男の体で女の心、逆に女の体で男の心の人もいる。
千差万別、同じ人は一人としていない、けど男女によって傾向や向き不向きはある。
しかし今の社会は多様性を認ようという風潮になっている。
人を活かし合う世界。
だからその象徴ともいえる集まりを纏める立場の人は、批判的な発言をしてはいけない。
特に区別に関することについては細心の注意を払うべき。
それを怠った結果、辞意表明とのこと。
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数年前、師匠から芒忠宣(ハンチュウセン)という人の言葉を聞いた。
ネットで探すと原文らしきものが出てきた。
http://www.ncn-t.net/kunistok/11-1shogaku6.htm
人至愚(しぐ)と雖も人を責むるは則ち明らかなり。
聡明有りと雖も己を恕(じょ)するは則ち昏(くら)し。
爾(なんじ)が曹、但だ常に人を責むるの心を以て己を責め、己を恕するの心にて人を恕(ゆる)せば、聖賢の地位に到らざるを思へざるなり。
訳は師匠から。
人間はどれほどバカでも人を責めることはよくできる。
どれ程頭が良くても自分を許すことは限りない。
人を責める心で自分を責め、自分を許す心で人を許せば、いかなる高い地位にもつける。
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先日、いつも行く喫茶店でおばちゃんと店員さんが話していた。
どうやら数日前、店の近くでマスクをしてるしてないで殴り合いのケンカになって警察まで来たらしい。
血も出ていたとか。
店員さん「自粛警察ってやつ?イヤよねぇ」と言ってその後、自粛警察に関する愚痴やら批判やらを始めた。
「人を裁く前に自分を裁けって感じですよねぇ」
それを見ていた俺は「あんたも人を裁いてるで」と心の中で呟いた。
マスクをしない人を批判してケンカになった人たちを批判する店員さんを見てそれを批判する俺。
なるほど、人を責めることはよくできる。
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前回、「もうゲームはしない」と誓ってから確か1週間後にはまたゲームをし始めた。
「ちょっとだけ」のつもりがそのゲームをクリアするまで約40時間、勉強そっちのけで夢中になった。
「明確」を意識したけどやっぱりゲームはしたい。
無駄なテレビやお菓子は止めれたけどゲームは止められないってことは明確にしたいってことやからOKにしよう。
そうだ趣味は大切や。
整体の先生も毎日してるって言ってたし、引きこもりの人とゲームの話で盛り上がったって話も聞いたし、なんせ面白い。
なるほど、自分を許すことは限りない。
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禁断の果実とは、善悪の知識の木の果実を指す。
<中略>
この果実を口にした結果、アダムとイブの無垢は失われ、裸を恥ずかしいと感じるようになり局部をイチジクの葉で隠すようになる。
これを知った神は、アダムとイブを楽園から追放した。
彼らは死すべき定めを負って、生きるには厳しすぎる環境の中で苦役をしなければならなくなる。
Wikipediaより
私たち人間の始まりとされているアダムとイブが禁断の果実を食べたことによって善悪を知り苦悩が始まった。
師匠
人は善悪を乗り越える必要がある。