あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

方法論と道具

菅首相が読売新聞の「人生案内」を読んでいると知ってからまた読むようになった
9/26の回答もお見事やった


怒りやすい母親は普通なのか?
という質問に対して「アサーティブというコミュニケーション方法を学べば社会でも役立つ」と答えていた
回答は見事やけど「またカタカナ言葉か」と思った
思いながらも知らないから調べた


アサーティブとは? 必須のスキル・アサーティブコミュニケーションで快適な人間関係を目指そう

studyhacker.net


なるほど素晴らしい技術や
これができるようになればお母さんとの悩みも解決するやろう


と思ったのと同時に「簡単にできるものでもない」とも思った
「しようと努力することは必要」やけど、方法論を知っただけでは解決にはならないと思った


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メールやチャットだと思ったことが冷静に書ける
でも直接会うと「冷静に考えられない」、「思ったことが言えない」という経験を何度もしてきた
だから、目の前にいるのにスマホで会話する人たちの気持ちがわからなくもない


会うことによって周辺の何かに影響を受けるんだと思う
それが相手の感情なのかただの緊張なのかはわからない
でも「文字でやり取りした方が気が楽」と思ったことが何度かある


それなら相手をチャットルームに誘ってそこで会話しようか?
しかしそれには手間がかかる


だから、普通に会話はできるけど相手からの干渉を可能な限り軽減する機械があればいいなと思って妄想してみた


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パソコンにしろスマホしろ、今は双方が同じ環境にいなければチャットはできない
それを、相手は普通に会話して自分だけチャットみたいに「言葉を見て発言する」ようにできないか?


初めに浮かんだのが漫画「ドラゴンボール」のスカウター
相手の言ったことがスカウターに文字として出てくる
でもこれだと相手の言葉もそのまま聞こえる訳やから、大きな声や嫌味な言い方をもろに受けてしまう


そこで思い出したのが「音」で低減する遮音壁


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道路騒音を『音』で低減する新型遮音壁の設置について

https://www.mlit.go.jp/chosahokoku/h16giken/pdf/0217.pdf


騒音と同じ周波数を送り返すことによって「音を音で低減する」原理らしい
見てみると


設置前後の差は最大で-1.6dB
とあった。-1.6dBがよくわからず調べると大した差ではなかった


でも、

環境基準達成率を向上させる観点で意味があると考えられる。
と締めくくっていた


それに

国土技術政策総合研所の実験施設で得られた平均-4.3dBの減音効果
ともあるように、技術が向上すれば更なる減音は期待できる
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今はまだ「音を音で消す」まではいかないけどこの技術をもっと向上させて、相手の声が自分には聞こえないようにする
(音をそのまま相手に返すと不快やろうからそこも改良が必要)


その上で、相手が言ったことは文字として見えるようにする

言った言葉を文字にする技術はGoogleにしろアマゾンのAlexaにしろもう使われてる


文字を目の前に表示する技術もスマートグラスという形で実現してる


「スマートグラス」は現実にディスプレイ上のデジタル情報を重ねて表示するメガネ型のウェアラブルバイスを指します。

www.moguravr.com


例えば、1対1だと会話が進まなくても共通の知人がいると話が弾むことがあるようなそんな機械
相手の怒りを一旦吸収してくれるような機械


こういう商品が、普通に会話できるくらいスムーズに使えるなら欲しい


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自分と同じように感じている人は他にもいるはず


世界で5人に1人はエンパス。他人の感情に敏感すぎる人が生きづらさを克服する方法

www.lifehacker.jp

感受性が強く、他者の感情に非常に共感しやすい人を指す「エンパス」という言葉が注目を浴びています。


「5人に1人」という数字の根拠が欲しいけどまあそれは置いといて、「エンパス」という人がいるのは事実
そしてたぶん、そういう人たちは俺と同様、メールやチャットだと普通に会話できるんやと思う


固定電話恐怖症というのもあるらしい
もしかしたら「声」に相手の「感情」が乗り、それを感知しやすい人が苦手意識を持つのかも


ということでもし「5人に1人」を信じるなら約75億人の1/5=15億人に喜ばれる可能性がある商品ということになる


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これができれば他にも便利


・翻訳アプリを入れれば海外の人とも同時に話せる


・耳の聞こえない人にもいい
4億7千万人が聴覚障害 WHO、世界で増加と警告

www.nikkei.com

世界保健機関(WHO)は3日までに、高齢者人口の増大などで世界的に聴覚障害に苦しむ人が増えており、2050年には現在の推計約4億7千万人から9億人に達する可能性があると発表した。

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どうせなら今のコロナ対策も兼ねて、バイクのフルフェイスヘルメット型にしようか
首の部分を密閉してどこかにフィルターを付ければ大きなフェイスシールドになる
シールド部分を画面にすれば、メガネより見やすい
そのままバイクに乗れたらナビを映したりできるからめっちゃ便利

フルフェイスのまま買い物に行くと怪しいが、「帽子+サングラス+マスク」姿はちょくちょく見るようになった
少し前まで「怪しい恰好」だったのが、状況が変われば見方も変わる


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メガネからフルフェイスまでいったんやからついでや
暑さ対策で横腹の所にファンが付いた作業服をよく見るようになったから服まで一体にしようか


そうなるともう宇宙服みたいになるな
そうなると現場作業はしにくいな


会話を避け、コロナ(空気汚染)対策をし、暑さ対策も施すと宇宙服にたどり着いた
「人生案内」からえらい飛んだもんや


「人生案内」の返事、俺なら「お母さんに手紙で本音を書いて、手紙で返事を貰ってください」と回答するかな

 

相手の言い方が腹が立つから話す気がなくなるんやと思う
直接目を見て話せなくても手紙なら書けることもあるはず
それにこれならすぐに試せるはず


デジタル技術もいいけど、アナログの方が心がこもる気がする