松下幸之助が今の時代に伝えたいこと
宮本 直和
この本を読んだのは、今まで松下幸之助さん関連の本を一度も読んだことがなかったから。
それと、松下幸之助さんにご縁を感じた出来事があったから。
いつも整体を教えてもらっている区民センターの中に図書館がある。
何かと思い、掲示物を見ていると創業地記念碑が近くにあるという。
師匠に言うと「よし行ってみよう」というので行くことに。
この日は珍しく師匠に時間の余裕があった。
歩いて数分。
そこで何枚か写真を撮った。
その後食事に行って、とあることから5月5日が創業記念日だと知った。
ここに行ったのがちょうど5月5日やった。
そして区民センターに帰るとエレベーターに100年という貼り紙が。
「なんや、ちゃんと書いてあったんか」とは思ったけど、
100年という節目の年の創業記念日に創業地記念碑に行けたのを縁に、今まで読んだことがなかった松下幸之助さん関連の本を読むことに。
ちなみに、
松下電気器具製作所1918年3月13日創立。
創業記念日としたのが、真使命が表明された1932年5月5日。
つまり2018年5月5日は創立100年目の創業記念日やった。
そんな日に創業の地に立てたことは嬉しかった。
本の内容は面白かった。
1ページ目に本の題名の答えが書かれている。
すべては「思い」から始まる
松下幸之助さんが気に敏感なエピソードも書いてあり面白かった。
そういえば、漫画ワンピースのルフィも「海賊王に、おれはなるっ」と未来を断定していた。
松下幸之助さんの信念は「自分は運が強い」だったらしい。
この信念はすごい。
強く大きく変幻自在。
基礎がこれだけ大きければ大きな土台もできる。
柱も梁もいっぱい必要になるけどその分屋根も大きくできる。
「運」の話で本にいい話が載っていた。
藤木相元さんの言葉らしい。
「責任を人に転換すると、それといっしょに運も移ってしまう」
「どんなに小さな失敗でも、人に責任転嫁していては体験として残らない」
こういった偉人たちの言葉を聞き、使い活かし、また伝える。
こうして人類はよりよい方向へ発展していく。
偉大な人物を知った一冊やった。