あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

情けない


6月27日と28日
1泊2日で愛知県に気功整体の勉強に行った。
結果はめちゃめちゃ怒られて帰ってきた。

その時の俺の感想は「高い交通費と時間を使って勉強に行ったのに、なんでそんなに言われないとアカンねん」やった。

まず、怒られたのが俺の格好。
普通のジーパンとTシャツ。
場所は先生の整体院。
少し考えればお客様がいて、俺もそばで見るのだからそれなりの格好が必要だとわかる。
先生からは「そんな格好で見ていたらウチの信用に関わる」と言われた。

俺の言い分は、先生との共通の知人から「愛知に勉強に行かないか」と誘って頂いた。
だから俺は先生との勉強だと思いジャージは用意していたけど、施術者としての用意はしていなかった。
前もって「実際のお客様の施術の様子を見て勉強」だと言っておいて欲しかった。
でも、少し考えれば可能性はおおいにあった。
わかるはずやった。考えなかった俺が悪い。

その夜食事会で、俺が個人で仕事を開始してすぐに辞めたことに対して、
「そんな人間に治療をして欲しくない。夜も勉強会辞めようか?時間がもったいない。」
 
彼女の案で俺が決定した店の名前もケチョンケチョン。

そりゃぁ俺かて、店を出せたら休憩もなく、他でバイトをしてでも切り盛りしようと考えるけど、
元々弱気で始めた自宅と出張での整体。
仮に成功してもお金が溜まったら店を出すからそれまでのお客さんを切ることになる。
つまり腰掛けになるのはわかっていたこと。
そんなのに自宅を使うのは乗り気ではなかった。
それならリラクゼーションとしてほとんど客層が違う所の方が迷惑になりにくいのではないか、という考えも少しあった。
それなのに・・・

夜、俺の施術を共通の知人に行いそれを先生に見てもらった。
それでまたケチョンケチョン。
その後は「こうするんだ」と言って先生が知人に施術をして終わった。

次の日、先生が「築100年は気功整体がわかってない」と言って俺にしてくれることになった。
俺は「だからそれを習いにココまで勉強に来た」と言いたかった。

そして施術を受けて俺とは違うことがわかった。
強い訳でも、重い訳でもなく、深かった。

受けてわかってから先生にした所、認めてもらえた。
やり方がわかればできた。勉強に行った甲斐があった。
 
それでわかったのは俺の施術は方法にこだわっている。
先生の施術は情熱でするんだと言っていた。

他に言われたのは、「リラクゼーション屋で働くのと、自分でするのとでは、経営者としての意識、危機感、手技が全く違うから時間がもったいない。」と言われた。

確かに、危機感は全く違うやろう。
けど、経営者としての意識は、持って仕事をしているつもり。
 
手技は確かに違う。
でも、今の店でも少し気功の手技を混ぜている。
これで指名が取れないのであれば、個人でやっても同じ、だとも思う。
それに、大阪の別の先生はお店で働きながら、別の所で声がかかってそちらの方の利益が多くなってから独立したらしい。
俺の理想の辞め方。
 

俺が店を出す時はどんな時か聞かれて、前にブログに書いたことを答えた
「俺の個人のお店の出店を応援してくれる人が現れること。」
これはお金の融資も含めて、バックアップしてくれる人といった意味のつもりやった。

そしたら先生に「俺の応援はどうなるねん?」と言われた。
そりゃ応援はしてくれてるけど・・・

俺は「相手が俺にリスクをかけてもいいと思ってもらえるほど俺が成長したら」と考えていたけど、
先生からは「どうも他人任せやな。」と言われた。

「自分はどうしたい?」と聞かれて「それは自分でしたいですけど・・・」
となって、かなり落ち込んで帰ってきた。
 



7月は彼女とやりあい。

俺との結婚に関して、彼女に決意を聞いた。
「俺は君に結婚式を挙げてあげることも、海外に新婚旅行に連れて行ってあげることもできません。それでもいいですか?」と。
数日後、その返事は「やっぱり結婚式も挙げたいし、旅行にも行きたい」やった。

その場で別れることを決意したけど
「1週間後に話し合おう。それまで一切連絡はいりません。」と返した。

俺は彼女の決意を聞いて、自分の思いは決まった。
前からそういう話はしていたから恐らく彼女も、自分がその発言をすることによって俺が「別れを考える」ということはわかっていたはず。

だからその場で返事をしてもよかったけど、1週間あけたのは彼女にもう一度考えて欲しかったから。

話し合いの前日にメッセージが届いた。
「俺の話の前に、少し話す時間が欲しい」と。

彼女は、俺と別れるか、結婚式や新婚旅行がない俺との生活をとるか、を比べたはず。
結果、俺との生活をとってくれた。

このときは一安心かと思った。
その後、彼女の両親との話でも色々あった。

彼女のお母さんの希望で、俺とご両親が会うのは9月以降。
それまでは彼女がお母さんにどう話すかで俺の印象が変わってくると思うんやけど・・・

俺が彼女にちゃんと言ったことを、彼女はお母さんに曖昧に伝えている。
彼女が俺のことや俺との今後をお母さんに説明するのに、俺に「何と言ったらいいのか」と聞いてくる。

そりゃぁお母さんは余計に心配すると思う。
彼女の覚悟は「俺と結婚したい」のではなく、「俺と別れるのがイヤだから別れずに済むことを言ったのではないか。」と考えてしまう。
 



仕事、勉強、彼女
ここ最近すごい落ち込む事が多かった。
 
愛知の先生も含め、普段あまり怒らない人から怒られることが多かった。
 
先生にしてみれば、教える義理はない。
でも格安で教えてくれるという。
それなのに学ぶ俺の姿勢が悪かった。
きちんとした姿勢と格好と感謝の心があればこんな結果にはならなかったと思う。
 
俺は今年に入って仕事でまたふらついているけど、自分でしてみたことで、やはりお金が貯まってお店を出さないとダメだとわかった。
その為にがんばってお金を貯める、という決意をした。
そして彼女にも決意を求めた。
その両方の答えは出た。
 
最近やっと落ち着いた。
今の仕事場も慣れた。
 
なんやかんや言いながら明日は一緒に宝塚の花火大会。
滅多に無い平日のイベント。
ケンカしませんように。