あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

体癖 本

体癖

著者:野口 晴哉


これは難しかった。
3冊同時に買ったらこの本が一番初めに届いたから一番に読み始めたけど途中で断念。
その後届いた他の2冊を読んでからまた読むと少しはわかるようになったけど使いこなすには程遠い。


人の体を分類し、それらを詳しく解説した本。


あとがきにかえてより


生理学や解剖学で教えられた普遍的な人体構造だけでは実際の役に立てるには不十分で、
経験に頼らなければならぬ面が多過ぎ、

<中略>

個人の特性については明らかでありません。
そのため、私は個人特性を追って体癖ということに集注するに至ったのであります。


師匠が整体を教えてくれる時、極力医学用語を使うのは学問として西洋医学とも接点を持たせるため。
すごい人というのは後世のためを思って知識を残そうとされる。


人間もまた十二種類がいろいろと混じって個人を作り、四十八類の動きによってその特性が生じているのでありますから、各個人独特の個性を持ち、
<中略>
これからもこの問題の追及には大変な努力が必要だと思いますが、

<後略>


体癖を分類するためには特殊な体重計が必要。
しかも一度で体癖を確定できない。
基本の型を確定しても変化がある。
つまり実用的とは言い難い。


内容は素晴らしいんやけど分類された物を読んだだけでは使いこなすのは難しい。
参考にするにはとてもいい教材だと思う。