あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

希少価値を上げる掛け算

ラジオで、「奈良市が災害対策課に元自衛官の人を雇い入れている」とやっていた。

自衛官は55歳で定年。
まだ若いから働ける。

そして自衛官は災害対策に関してエキスパート。
だから市の職員として働いてもらって災害が起きる前に、起きた時用のマニュアルを作ったそうな。
非常時に必要な物も民間と契約したとのこと。


これを聞いて、キングコングの西野のインタビューを思い出した。

「1万時間の法則」という法則があるんだけど、これがなかなか面白い。
内容をザックリ説明すると、「ひとつの分野に『1万時間』費やせば、100人に一人の人材になれますよー」って話。あくまで目安ね。

キミの希少価値を効率良く上げる方法がある。
たとえば、キミが最初に1万時間を費やしたポイントを「A」とする。

「A」に1万時間を投下して、「100人に一人」の人材になったならば、次は、まったく違う分野「B」に乗りこんで、そこで1万時間を費やす。
「B」でも「100人に一人」の人材になるわけだ。

この「A」と「B」の両方を兼ねている人間は、「100人に一人×100人に一人」なので、1万人に一人。
この瞬間に希少価値が一気に上がる。

ここでのポイントは、「A」と「B」は、なるべく離しておくこと。

「A」に1万時間を投下し、「B」に1万時間を投下して、キミが「1万人に一人」の人材になったら、次は、まったく別の分野の「C」に乗り出して、今度は、そこに1万時間を投下してみよう。
「C」でも「100人に一人」の人材になるんだ。

「A」と「B」と「C」の3つを押さえた人間は、「1/100×1/100×1/100」なので、「100万人に一人」となる。


「災害対策に詳しい元自衛官」の「市の職員」
なるほど希少価値が高い。


俺の場合、建築の事を少し知ってる整体師。
だから構造の事がわかり、師匠の力学を取り入れた体の説明に対する理解が早かった。

それと、整体師として心の問題に悩む人用に「家」と「自己」とを繋げた「自己分析メソッド」を思いついたのは元建築士だから。

ということにしておこう。