あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

なくてもいい

お客さんが減った。
考えられる理由は3つ。

1、今年の始めから値下げを厳しくした。定期的に来てくれていた人にとっては実質値上げ。
2、特に去年の後半、俺の接客態度「すべき」がより強くなっていた。
3、俺が「これくらいでも生活できたらいい」と思ってしまっている。


1、の値上げに関してはしょうがない。
「安いから来てた人」というのは、いつかは離れていく人だと思う。
今の値段でも他店と比べると高い方ではない。中の上くらい。
俺の実力(接客・技術)不足の結果。

その反面、「それでも来てくれる人」がすごく嬉しい。

2、これは完全に俺に非がある。
明らかに何人かは俺の態度が悪かった故。
へりくだるのは嫌やけど、言い方は学ばないと。

3、お客さんの数が減っても値上げしたのと、ロングコースが少し増えたのとで、月の売上はそんな変わらない。
俺が「それでもいい」と少し安心している所がある。



ここからは俺の心の葛藤。

減ったのはまずい。お金を貯めるならお客さんの数を増やさないと。

した方がいいことはいくつか思いつく。
一番はホームページを業者に依頼。
でもしたいと思わない。

それをしてお客さんが増えるならした方がいい。

でもお金かかるし、見た目にこだわって来るお客さんは何かイヤやし、あまり増えたら体力が持たないし。

現状維持は衰退の第一歩。それに先のことは考えずに毎日を目一杯生きた方がいい。死ぬときは前に倒れろ。

わかっているけど・・・。



ここで思い出しのが自分で書いた記事「自己分析メソッド」

ここで、「屋根=目標」と書いた。
屋根のない家は内部が腐食していき脆い=目標がない自己は脆い。と。

これがずっと気になっていた。
あれから目標を立てたことがあった。

でもそれにはお金がいる。
すぐにはできない。

本当にしたいことなら、お金をかき集める努力をするのでは?
ということは本当にしたいことではなかったのか?

などでなんかずっと悶々としてた。



最近よく来てくれる10代の女の子がいる。
その子は将来のことを考えるとしんどくなるらしい。
だから今を目一杯楽しんでるとのこと。

その子に「目標を持った方がいい」と言うのはプレッシャーを与えることになる。
それは俺にもちょっと当てはまる。

目標はあった方がいい。
でも出てこなかった。
だからずっと「これじゃあかん。目標を持たないと」という気持ちがあった。

その後、目標がなくても今をしっかり生きていればいいんだと思った。

「屋根=目標」と書くこと自体が誰かのプレシャーになりかねない。
だから「自己分析メソッド」は万人向けでないことがわかった。