あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

素直

昨日、「自分でなんとかしたい人のための流れ」をまとめることができた、と思った。

これを何人かに無条件で渡して様子を見よう。
実際に使ってもらって「できない」ことが出てきたらまた修正してから、お客さんにアピールしようと思っていた。

昨日の夕方、ちょうどストレスが多く、たまに来店してくれている人が来てくれた。
だから「今度プリントしたら差し上げますね」と話してみた。

すると「物が捨てられない」ときた。
断捨離は自分ですべきファーストステップ。
しょっぱなつまづいた。

しかしこれはチャンスとばかりに聞いてみた。
「なぜ捨てられないのか?」
「もったいない。まだ使える」

「今までに捨てられたのはどんな時?」
「引っ越しで家が狭くなるので、置けなくてしょうがなく」

なるほど、まだ置けるから捨てるのがもったいない。


それに心配性なところもあるらしい。
ストックがないと心配。
その上、安売りしてると買ってしまう。
でも、捨てない。
だから増える一方。

娘さんにも言われるらしい。
「一つ買うなら一つ捨ててから」
でも、それができないらしい。



「こりゃいかん」と思って今日「物が捨てられない」ことに関してネットで調べてみた。

するといくつか出てきた。
その中でも使えそうなもの。

「捨てるか迷う物=いらない物」
量より質
欲しいより必要
物は写真に撮って残す
「1週間に1袋」など、基準を決めて捨てていく


でも、これらは方法論であって、これでできたら苦労しない。
そう思った時、以前ネットで見た近藤麻理恵さんの記事を思い出した。

今は海外でも活躍してるらしい。



「こんまり」にアメリカ中が熱狂するのはなぜか

日本人特有の照れ笑いもなく、おもねる感じも媚びる様子もない。
いつも笑顔で、一瞬たりとも、眉をひそめ怒ることも、相手をいさめることも、叱ることも、否定することもない。
ダメ出しもない。徹頭徹尾、「ポジティブ」なムードを切らすことがなく、根本のルールだけを教えて、あとは、片づける人たちの自主性にゆだねる。彼らに考えさせ、やらせる。
つねに彼らのやり方を肯定し、励まし続ける。結果として、その自信を醸成し、自ら行動変容を起こさせるのだ。
まさに、「名コーチ」のコミュニケーション手法だ。

力強さの源泉は、自分自身を売り込みたい、というよりも、この人生を変える「魔法」を多くの人に知ってもらい、多くの人の人生をポジティブに変えていきたいという思いだろう。
こういった「情熱」に突き動かされる人ほど、肝が据わり、何のてらいも恥じらいもないものだ。

もう1つの魅力は、自分の正しさやよさを徹底的にアピールし、主張し、相手を論破することに重きが置かれる西洋流コミュニケーションスタイルのアンチテーゼのような「謙虚さ」だ。



これを見て「人の助けが必要」なんだと思った。

娘さんのように「した方がいい」や「すべき」ではなく、
隣にいてもらって、自主性を促す方法で助言してくれる。
そんな人がいたら「やろう」という気になれるのかも。

そうしないとできない人が多いんやろう。
ただこれも、「捨てたいけど捨てられない人」だからできる。
現状維持や変化を嫌う、また、人の話を聞かない人には無理やろう。

つまり、
整体も、断捨離も、イメトレも、食事も、運動も、
人に助けを求める人、人の手を借りようと思う人が、その状態から卒業することができるんやろう。

謙虚さや素直さが必要ということかな。