あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

流行=人が多い

少し前に見た記事。


家から一番近い所はまだ残っているけど、住んでる市周辺ではいくつか閉店してる店舗を見た。

その時「今は色々あるからなぁ」と思った。
今回はその「色々」を考えてみた。


図書館で予約した本を読み終えて、次に予約してる本がまだ数か月かかりそう。
そう思った時、定額で読み放題の「Kindle Unlimited」を知った。

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Kindle Unlimitedは、月額980円で豊富な対象タイトルの中から好きな本を好きなだけお読みいただけるサービスです。
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電子書籍Kindleを買っても良し、スマホで読むも良し。
月額980円なら月に1冊読めば元が取れる。
しかも場所を選ばず、図書館のように返しに行かなくていい。

しかし、「やはり」というか「当たり前」というか、人気のある本は読める物もあるけど、無いのも多い。
あっても、早く読まないと無くなるらしい。

となると興味のない本ばかりになる。
すると無理やり読むことになる。

それは「無料で有名な本が読める」という理由で「青空文庫」で昔の小説とかを読もうとしたのと同じ結果になりそうだと思った。
「読んでみてつまらなかったら飛ばして次に移ればいい。月額固定だからそれができて便利」とも思ったけど、「無理にしなければならない状態」になるのがイヤでやめた。

そんな時にこの記事を見た。
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以下が、リコさんが毎月課金しているサービスの一覧だ。
Netflix(動画、約1300円)
Apple Music(音楽、980円)
YouTube Music(音楽、980円)
Amazonプライム(配送特典・映像・音楽など、約400円)
・Hulu(動画、930円)
朝日新聞デジタル(ニュース、3800円)
・dマガジン(雑誌、500円)
サブスク出費は月8890円。
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ここまでいかなくても、近い人は多いのでは。
これら全てを使いこなす時間はないし、「使おう」とすることに振り回されてる人は多そう。
お金に余裕があればいいんやろうけど。


ウチの両親、固定電話に「ナンバーディスプレイ」をしようか迷っていた時期があった。
俺が「固定費300円くらいかかるで」と言うと「ほな、やめとこ」と、即決してた。
(今見たら400円/月)

俺もそんな両親の考え方を引き継いでいる。
固定費がかかる物はかなり精査する。



今は無料なサービスがいくらでもある。
ネットの記事なんかはその代表やろうし、AbemaTVもある。


今は26チャンネルあるみたい。
これが全部無料。



インターネットでできるゲームも多い。
昨日の記事で書いた、昔ながらの定番ボードゲームの対戦も無料。
一人用のゲームも基本無料が多い。

スマホにも基本無料のゲームは溢れてる。


これはお金がかかるが、任天堂スイッチは家庭用でありながら、画面ごと外に持ち出せる。
つまり高性能ゲームが場所を選ばずどこでもできる。

本体が少し高いが、ソフトは数千円。
それで数か月遊べるから、長い目で見たら毎月固定を払うより安いと思う。



少し前、「ソリティア」がゲームの殿堂入りしたという記事を見た。
一時期パソコンでよくやった「ソリティア
今のパソコンでしたことはないから入っているかも知らなかった。

ニュースを見て、探してみると入ってた。
久しぶりにやると面白かった。

これも無料。
いくらでも時間が減っていく。



最近ゲームでBOTというのが問題になってるらしい。
ボット(Bot)とは、FPSMMORPGなどで使われるAIプレイヤーのことである。
つまり自動でレベルを上げてくれるツールのこと。

しかし、
レベルを上げるための「自動化BOTツール」は禁止しているのに、最近メーカーは「自動でレベルを上げる機能」を始めから付けていて矛盾している、みたいなニュースも見た。

つまりそれだけ需要があるということやろう。


戦略を練ったり、成長を楽しむ為のRPGのはずが、自動で進んでいく。
ゲームをする人は、それをたまにスマホを開いて見るだけ。

からしたら何が面白いのかわからないけど、テレビドラマが好きな人と同じ心境なのかも知れないと思った。
自分は何もしないけど、画面の中は進んでる。

何も考えずにポチポチボタンを押すだけで簡単に物語が進むのを「脳死ゲーム」というらしい。



TSUTAYAの閉店が増えたのは、「Netflix」や「AbemaTV」のようなネットで見れる映画や動画が増えたため。
それと、「Apple Music」や「YouTube Music」のような、これまたネットで聞ける音楽のサービスが増えたため。
つまり便利な方に流れた結果やろう。

サブスクリプションサービスが流行ってる理由は何やろう?
上記の記事では「消費罪悪感ない」とあった。

俺がもし使うとしたら判断基準は「元が取れるかどうか」
映画やCDならレンタル何本。
本なら購入何冊。
「毎月これくらいは使うやろう」以上のコスパなら月額固定費を払ってもいい。

しかし、俺はあまりお金を使わない。
無料の物を探す。
だから毎月固定は、よほどでないとしない。

サブスクリプションサービスとは、提供する商品やサービスの数ではなく、利用期間に対して対価を支払う方式のことである。 多くの場合「定額制」と同じ意味で用いられている。
Weblio辞書より



テレビは面白くない。
でもレンタルは面倒くさい。
だから動画配信にお金を払う。

ラジオで音楽は聴ける。
でも会話やいらない曲もある。
それにレンタルは面倒くさい。
だから音楽配信にお金を払う。

そして一度決めたら後は1か月自動でそれを利用できる。

それだけ「便利で自分の好きな物だけを求める人」が多いのかも知れない。
しかしこれは当たり前か。

それと、「物語が好き」だけど「考えたくない(インプットはするけどアウトプットはしない)人」も多いのかも知れない。
映画やテレビドラマや小説がまだ人気なのは、こういう人たちが多いからこそ。
そこに「脳死ゲーム」が入って来た感じ、なのかな。

今は、有償・無償合わせると、受け身で時間が過ぎていくサービスがとてつもなく多い。
そんな中、俺はアウトプットを心がけようと思う。特に今年は。