10/1に初めて自転車に乗って帰って、今日で自転車出勤3回目。
雨の日、荷物のない日、帰り道にどこも寄る予定のない日だけやから、たぶんこれからも週に1~2回くらいのペースになると思う。
坂道も考慮した自転車用のルート検索をしてくれる『NAVITIME』によると、店より家の方が標高が22m高いらしい。
それもあってか、店から家まで(上り)約30分。
家から店まで(下り)約25分。
3回目で少し慣れたけど、初めて乗って帰った日はそれだけで足がパンパンやった。
運動不足を痛感。
自転車に乗ったのは数年ぶり。
その数年前と比べると自転車のマナーがかなりよくなったような気がする。
おそらく自転車専用レーンができたことによってキープレフトも定着してきたのかな、と。
キープレフトとは、道路における車両の左側通行を定めた国において、原則として道路の左寄りを通行すべきことを表す言葉である。
自転車通勤をするにあたって『NAVITIME』で楽そうな道を探した。
結果は少し違うルートを通ったけど、『NAVITIME』はかなり役に立った。
最終的に選んだルートは、道路にデコボコが少なく、車両の少ない道。
歩道を通らないといけない道も歩道のアップダウンがあるから避けた。
バイクでは通れないほど狭い道や、朝は「時間帯指定」されて通れない場所でも自転車ならOKの道を選ぶことによってかなり快適なルートを探せた。
その道を通って気づいたのが、バイクだと俺も「我先に」が出てしまうこと。
バイクの場合、道路交通法に乗っ取って運転している。
だから止まる所は止まって、行くところは行く、つまり「俺が正しい」というのが出てるのやろう。
自転車にも道路交通法はあるはずやけど、浸透しきっていない。
ルールよりマナーが優先されている気がする。
でもマナーの悪い人が多かった。
それが自転車専用レーンができたことによってルールが明確になり、走りやすくなったのかな。
学生時代、自転車に乗っていた時は「いかに止まらないか」を意識してコースやスピードを選んでいた。
信号の少ない道を選ぶ。
もうじき信号が赤になりそうなら急ぐ。
交差点が遠く、車が来てなければ道路を横断しておくなど。
しかし最近はそういった無理をしなくなった。
予定のルートの信号が赤なら素直に待つ。
ルールに「より忠実になった」のではない。
そうやって信号で待つ間に呼吸を整えて体力の回復をしている。
そう、休まないと30分もこぎ続けられなくなっている。
特に帰り(上り道)は。
3回目で慣れてきたとはいえ、その方が安全面でも良さそう。
自転車通勤にしてよかった副産物。
店が入っているマンションの皆が自転車を置く場所は、本当は置いてはいけないらしい。
それにそこに自転車を置くと突風が来たときに共倒れになる可能性がある。
実際よくなっている。
だから自分の店の真ん前に置くようにした。
すると、店の前に置いてあるチラシを持っていってもらえる量が増えた。
「店の前に自転車がある」=「お客が入っている」と思ったのか、自転車が目立って「あそこは何や?」となったのか。
以前「最初と最後の一人になりたくない」という心理があることを知った。
この業界の一番初めに働いた接骨院では、それを知ってか知らずか、下駄箱に派手な靴を一足置いていた。
スタッフの靴は控室に持って行く。
するとお客さんがいない時は下駄箱が空になる。
派手な靴はそのカモフラージュにしていたみたい。
それを自転車でしているところもあった。
今回、店が目立ったのはそういった心理も働いたのかも知れない。
自転車通勤にして、
・いい運動になる。
・通勤時間が穏やかになった。
・店が目立つようになった。
一石三鳥。