あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

勇気

大阪都構想、否決に終わった。

もし俺に投票権があっても反対に入れたやろう。

無駄を省いて効率化することは必要。
でもやり方に不安が残る。

敗因として「しっかり説明しきれなかった」と言っているらしいが、本人は言ったつもりだったんではないやろうか。

たぶん
「俺は言うことは言った。その上で市民が選んだ結果が出た」
と思ってると思う。

だからやり切った感がある。



俺が反対なのは市民に目を向けていないから。

読売新聞にもあった「有権者の同意を得るプロセスと説明がなにより重要」


今朝のテレビ
・・・・・・・
賛成49人
・都構想によって二重行政の無駄がわかった。
・反対派は反対するだけで内容が欠けていた。
大阪市を変えないといけないと考えさせられた。

反対51人
・”大阪市”や”区”に愛着がある。
・住所変更など手続きが面倒。
・都構想の内容がわかりづらい。
・・・・・・・
テレビで「反対意見は高齢者が多かった」と言っていた。


俺のイメージでは賛成意見は「無駄を省くため、将来のため」を思う人が多く。
反対意見は「よくわからない、不安」が多かったのではないか。


橋本氏は一生懸命説明していた。
それでも有権者はわからない人が多かった。

その差は何か。

橋本氏は「無駄を省いて効率化するとこれだけいいですよ」と説明したけど、
有権者が聞きたかったのは「自分達がどうなるのか」やろう。

だから
「不便になるかも知れない」という不安がうまれたのではないか。



読売新聞
「地域性よりも、どうコストを減らすかを重くみた」区割り。
だったそうな。

効率や数字を見て市民を見なかった。


だから不安材料に対する解決策を説明すればよかった。
解決策でなくても、せめて方向性が見えたら結果は違ったと思う。


・・・・・・・
勇気
いさましい意気。困難や危険を恐れない心。
goo辞書より
・・・・・・・

今の勇気を持ったまま、末端に目を向ける優しさも備えたら、
もっといい政治家になれると思う。

今の力任せのままだと、市民が少々不便になっても「無駄を省いて効率はよくなった」と数字のことだけ言いそう。

ぜひ聞く耳をもって、政治の世界に残って欲しい。