最高とは、もっとも高いということ。
最良とは、もっとも良いということ。
つまり他と比べた結果。
最近、インターネットで検索すると結構な確率で「NAVER まとめ」というサイトが上位にある。
『あらゆる情報を、自由に組み合わせ、ひとつのページにまとめて保存・紹介できるサービス。』
らしい。
本を読んだら、だいたい最後に参考文献というのが載ってる。
参考にしたり、引用した元の情報。
最小のコストで、最大の効果が得られる戦略。
データサイエンスは地道な作業の繰り返し。
俺の整体も色々な情報のまとめの集大成。
勉強の結果出来上がってきた手技であり知識であり接客。
少し前うれしいことがあった。
何回か来てくれているお客さんが「最近めまいがひどい」と言う。
病院は色々行ったらしい。
始めは内科、次に耳鼻科に行って、ＭＲＩなど細かい検査をいっぱいされたそう。
婦人科にも行った。
ありとあらゆる検査をしたけど異常は見つからなかったらしい。
今はめまいになった時に飲む薬をもらっているだけ。
対症療法だと悲しんでいた。
施術で全身を触った結果、顎関節が異様に固かった。
だから「診断・診察はしてはいけないしできないが、もしかしたらＴＣＨではないか」と大きな独り言を言った。
ＴCHとは、 "Tooth Contacting Habit"（歯列接触癖）の略。
以前肩こりの原因の一つとして「ターゲット」の記事に書いた。
何かのテレビで見たのをメモして覚えた。
施術後はめまいがおさまり楽になったと言ってもらえて、ＴＣＨの治し方をお伝えした。
ＴＣＨの治し方。
通常は歯と歯は離れているのが正常。だから歯と歯を離すように意識する。
これで治ったわけではない。
これで治るかどうかもわからない。
治るとしてもこれからは本人さんの努力次第。
でも、「もしかしたらこれでつらい症状が治るかも知れない」
という少しの希望が見えたのがうれしかったらしく、かなり喜んで帰っていかれた。
それともう一人。
いつもは月に1回90分受けられる年配の女性。
「最近調子がよくなってきたから」と120分を月に2回受けられた。
ココがすごいと思った。多くの人は調子がいいと来なくなる。
でもこの人は詰めて来られた。
その2回目、「長年苦しんできた腰痛から開放された。」とこちらも大変喜んで頂いた。
こちらも、これを維持するのは本人さんの努力が必要。
今までと同じ生活を繰り返せば結果もまた同じ。
勉強してきた結果、体のつらいことに対して役に立てた。
久しぶりにこの仕事をやっていてよかったと実感できた出来事やった。
師匠の施術は1回30分。
先生は1回30分か60分。
俺はお客さんがコースを選ぶが、おそらく師匠の30分と比べると120分以上必要なんやろう。
これからも勉強し、比べていく。
