あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

年の終わりに

12月23日 朝日新聞 科学面
2013年10大ニュース

俺が気になったのは
第4位 新しい出生前診断、始まる

受けた人の平均年齢は38歳。
半年間で3500人が検査を受けて、56人が陽性、9割以上が中絶を選んでいた。

俺はもうじき37歳。
俺は検査はしたくない。どんな子でも中絶はしない。
でも、もし同年代の奥さんと結婚して奥さんが出生前検査を望んだら?

起きていない事を心配するのはやめよう。
ゴルゴ13が言っていた。
「俺には想像も、推察も、仮定もない。あるのは事実だけだ。」



12月30日の朝日新聞
骨髄から取り出して培養した幹細胞を医薬品として製造、販売するために承認申請をする。
国内初。

この記事で気になったのは、
「移植された細胞が患者の体を「異物」とみなして攻撃してしまう病気。」
とあった。

ウチの猫を無理やり他人の家に放り投げたらウチの猫が暴れだした。
これを「猫の病気」と表現しているのと同じ。

病気の治療のために他人の造血幹細胞を移植したら患者が苦しんだ。
その苦しみを和らげるために人工的に培養した細胞を体に入れる。

うーん。。。



同じく12月30日の朝日新聞
卵子で遺伝子一括検査

いい点
妊娠後に行う出生前診断と違い、診断結果で中絶しなくていい。
受精卵の一部を取り出して調べる着床前診断とも違い、受精卵を傷つけずに済む。

問題点
体外受精が不可欠。

デザイナーベビーを現実化する技術と懸念の声。

うーん。。。


今年は特にこんな命に関する技術の進歩のニュースが気になった。
目に付くくらい多かったのか、俺が気にしだしただけなのか。

技術は進歩する。
より健康な子で、より容姿のいい子を選ぶ。
いくら反対しようがこうやって人類は進化していくのかなと思った。



今年の俺のニュース
プロポーズして断られた。
その後、別れた。

仕事もよくない。
今年1店舗目、1月から2月下旬
2店舗目、2月下旬から5月末
3店舗目、6月から11月末
そして12月から1店舗目に行った所に出戻り。
しかし、来年5月末までに黒字にならないと店をたたむ。

始めの2店舗は生活するのがやっとの収入だったから辞めて。
3店舗目は始めの約束が違ったから他にいい所はないかと探しているときに、
今年の初めに行っていた1店舗目から手伝ってくれと、いい条件で助けを求められたから。



師匠は個人に向かってあれしろとかこれをするなとはほとんど言わない。
そんな師匠から今までに2回、個人的にそして具体的に指示をされたことがある。

1回目は、1年ちょっと前、師匠に相談したときに
「人にあれやこれや言うのはやめなさい。メールもしてはいけない。自分が頑張っていれば人は見て育つ」
と言われてから師匠がそうしていることにやっと気づき、人に言わないように気をつけるようにはしているが・・・

特に仕事に関しては言ってしまう。
お客様のため、そのスタッフさんのため、ひいてはお店のためには言わないと気づかないのではと思ってしまう。

一を聞いて十を知る人もいれば、十を聞いても一もわからない人もいる。
でも、言われてわからない人は言われるのが嫌なんやね。
憧れられる存在になれるように頑張る。


そして2回目、ついこの前、一緒に食事をしているときに
「ゴルゴ13を読め」

まず師匠が漫画を読むことにビックリしたのと、なぜゴルゴ13なのかが疑問になった。
でも師匠がおっしゃること、何か意味があるはずだとその日の夜さっそくインターネットオークションで中古本を見た。

次の日、家の近くの古本屋5件ほどまわってインターネットの方が安いのを確認して
138巻セットを21,000円+送料1,300円で購入した。
1冊あたり約161円。

古本屋で売ってるのはよほど古いのは1冊100円、それ以外はほとんど300円。
インターネットオークションの方が安いし、1巻~138巻まで通して揃っているのは1箇所しかなかった。
その1箇所はたしか130巻までで3万円ちょっとしていた。

そうして買ったゴルゴの感想

安易に人を信用しない
依頼はどんな手段を使っても必ず成し遂げる
無駄口をたたかない
人に指図しない、自分のことだけする
仕事に対して一切妥協しない
意図を読み取る状況把握力がすごい
情報量も多い
人脈もある
自分を客観的に見れる
報酬は相手が言ってくる
エゴがない、あるのは依頼の遂行と遂行するためのルール
なんせプロ
一番ビックリしたのはミスもする
そして運で生き延びたことも何回かある

今はまだ6巻くらい。
買ったのは138巻。
そして今発売されているのは140巻(2013年10月30日発売)まで
今読んでいるくらいのゴルゴは解説によるとまだ若いらしい。
今後もゴルゴから学ぶことは出てくるやろう。

師匠がゴルゴを読めと言った背景には、
何かに夢中になって心の傷を癒せ。
ということも含まれているのかなとも思った。


前回の記事、参拝の件、
ゴルゴの世界同様、争いのない世界はないんやろう。
それならいっそゴルゴのような圧倒的な力を欲する気持ち、
力をもってへりくだりたくない気持ちも、
わからなくもない。



この前映画「カーズ」を見た。面白かった。
映画の中で気になったセリフ。

「車は楽しみに行くために走るのではなく、楽しみながら走っていた。」

師匠から来年の宿題をもらっている
「大精進」
その道の神様に自らを捧げる

それを楽しみながらしたいと思う。

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いします。