わが町伊丹の話
「官兵衛ごめん…幽閉された城のあった市が謝罪へ」
内容はどうあれ、話題にはなったと思う。
謝という字を分けると「言葉が身に付く」とも読める。インターネットでも出てきた。
インターネットでは、
人が謝の言葉を使うとどうなるでしょう。
その言葉は身に付きます。
謝る:ごめんなさい
感謝:ありがとう
正しく使うと幸せが身に付く。
とあった。
当たり前が当たり前にできない大人たち。
謝ればいいというもんではない。
謝ればいいというもんではない。
「謝ればいいんでしょ」という表情、声、雰囲気。
心がこもっているかは見ればわかる。
心がこもっていないと余計に腹が立つ。
偽装ではなく誤表記という謝罪会見のこと。
俺も以前の職場は忙しく、日めくりカレンダー、月が変ったときの今月のキャンペーンのPOP、自店のサービスとデベロッパーさんの期間限定POPなどなど。
掲示物の変更をついつい忘れてしまうことは何回かあった。
でも、だいたいその日の内、せいぜい数日の間には気づいて貼りかえる。
それはチェック機能があったから。
上からもディスプレーには気を使うように注意されたし、俺も店長として気をつけた。
今回の社長の会見を見ていて、反省の顔には見えない。
(この前の元サッカー選手、前園の謝罪会見は気持ちが伝わった。)
辛抱キャスターが言っていた
「表記より高く出している物はなかった。全て表記より安いものを出していた。」
だから故意だと思う。
ここは評価できる。でも、何かが違う。
誠心誠意、謝ろうという気持ちは伝わってこない。
誠心誠意、謝ろうという気持ちは伝わってこない。
これも他のコメンテーターの意見で納得。
「経営者が『現場の責任だ』と言っているのが間違っている。責任者の責任である。」
「経営者が『現場の責任だ』と言っているのが間違っている。責任者の責任である。」
自分(社長)は悪くない、下の人間がやったこと。自分(会社)を守るために誤表記だと言い通す。
責任転換。
別のコメンテーターは
「コストと信用が天秤にかけられた。」と言っていた。
俺はこれは違うと思う。
もし天秤にかけたとしたら、その時点で気づいたはず。
考えることがあったなら気づけたはず。
おそらく利益しか頭になかったんやと思う。
師匠の話
指示、命令をしても情熱は伝わりにくい。
上の人間は言えば事が成ると考えるが、下は嫌々することになるので事は成らない。
情熱も一緒に伝えないといけない。
と言っていた。
指示、命令をしても情熱は伝わりにくい。
上の人間は言えば事が成ると考えるが、下は嫌々することになるので事は成らない。
情熱も一緒に伝えないといけない。
と言っていた。
社長に情熱がないから下におろしようがない。社員にもなくて当然。
もし会社の目的の一番がお客様で、社長以下従業員全てがその考えで満たされていたら、こんな不祥事は起こらなかったと思う。
急に思い出した。
「これくらい」を一つでも許すと、とめどなく崩れていく。神は細部に宿る。だから目配り、気配りをしなさい。
と教えてもらった。
それと、
そのお店のスタッフのレベルは、店長を超えることはない。店長がレベルアップしないとスタッフが育たない。
とも言われた。
今回の気づきに対する学びは、
信用を築くのは一生、失うのは一瞬。
と、
人の振り見て我が振り直せ。