あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

反省

もてたい。いろんな人としたい。そんな欲求は今もある。
だから不倫に関してはうらやましいというくらいの感想。

でも本能を抑えるのが理性。
その理性を超えて、してはいけないことをしてしまった人達。
ブログ友達の記事を読んで以前の怒りが戻ってきた。

謝罪会見に腹が立つ。
謝罪しない人もどうかと思う。


昔流行った男性歌手。
不倫がばれてHPで家族やファン、スタッフに対して謝罪文を掲載した。

それに対して子役から活躍する俳優。
「即座に認めて、即座に謝罪してっていう潔さは、今の芸能界をよく分かってらっしゃる。大人だなと思いました」

この一連の茶番は何なんだと思っていた。


そして謝らない人
ゲスを極みた人は「誰に謝ればいいの!?」と言っているらしい。

これが考えるはじめるきっかけになった。
確かに誰に謝ればいいのか?

男性歌手はちゃんと謝っているのになぜ腹が立つのか?

考えてみた。

有名人がしてはいけないことをした場合。
謝るのは家族に対してか?ファンか?関係者か?視聴者か?相手か?
なんか違う気がする。

視聴者以外は会って謝るべき。
だからわざわざ会見する必要はないと思う。
テレビで会見をする人にはもっと違うものを求めてるんやろう。

いや、別に何も求めていない。
どんな人なのかを見ている。
それに気づいたらわかった。


反省の色が見えない。
俺が見たいのは誰かに謝る姿ではなく、反省した姿。

それが見えた芸能人はSMAPの草なぎと稲垣。
少し前、元サッカー日本代表の前園。
彼らのは「あぁ心からの謝罪だ」と思えた。


「謝らない」のはもちろん反省してない。
「形のいい謝罪」も謝ればいいんでしょの感じが透けて見える。
反省してない人は繰り返す。



日清カップヌードルのCMがクレームを受けて放送中止になった。

コレに関して「日清カップヌードルCM放送中止 本当に“悪い”のは誰か」という記事を見た。
・・・・・・・
この一件でもっとも「悪い」のは誰なのだろうか。
批判の元となったスキャンダルを起こした出演者だろうか。
そういう人をキャスティングしCMを制作した人だろうか。
あるいは、そんなCMにクレームを入れる人だろうか。
その誰でもないだろう。
以前の記事にも書いたように、クレーム自体が問題なわけではないし、クレームを寄せられる作品が問題なわけではない。
問題はクレームに屈することだ。
・・・・・・・

ちょっと納得。

このCMに関しては「視聴者の許容度が低下」と言う人もいた。

「今の日本は一発アウトが蔓延してる」と書いている記事も見た。


刑務所は更生施設なのか懲罰施設なのか。
救いようの無い人間はいるのか。その人はなぜそうなったのか。


どこぞの社長も政治家も○電も、ほとんどの謝罪会見に反省が見えない。
だからムカついてたんやというのがわかった。
これでちょっとスッキリ。

間違いをしない人間はいない。
してしまったら反省し次に活かす。
そして周りはそれを許す。

師匠の言う「全てを包む」
そんな人間になれるように。