お盆休みから現場担当は腰の手術のために入院
帰ってくるのは９月上旬予定
休みに入る前にいくつか仕事を引き継いだ
引継ぎが甘くて予想外のことがいっぱい出てきたのは置いといて
ちゃんと言ってくれていた工事が一つ
「８月２５日に外構の手直しの工事を段取りしてる。
工事が終わったら請求書をお客さんに出してくれたらいいから
図面はコレコレ、内容はコウコウ、話はちゃんとできてるから」ということやったけど
心配やったからお客さんに電話した
「お手数ですが、もう一度工務店と私とお客さんとで立ち会っていただいて打ち合わせをしたい」と
オレが気にしたのは
１、現場担当はどの程度お客さんとやりとりしたのか
２、現場担当が考えている工事が本当に可能なのか
３、その工事内容がちゃんとお客さんと工務店に伝わっているのか
４、２５日は水曜日、ウチは休みやから工務店任せはかわいそう
行っておいてよかった
オレの予想は当っていた
工務店はほとんど工事内容を理解していなかった
現場でお客さんと打ち合わせの前に車の中で二人で話をしておいてよかった
それを踏まえてお客さんと３人で現場検証
まずは、お客さんは始めに症状言って１ヶ月してやっと現場担当がきた
その後１ヶ月かけて工事内容を決めた
もうこの時点でムカついてる
現場検証の結果、現場担当の理想どおりの施工は難しい
工務店の人間が説明するもお客さんは納得できない
話が違うと言い出した
オレと工務店の人の言葉尻を掴んでは
現場担当と話が違う、と
これもオレは予想していたから冷静でいれたけど
工務店の人間は、お客さんの口調に段々イライラしてきて
ついにはお客さんと言い合いをし始めた
間に入って改善策を皆で話し合った
予想ができた
予想が当った
それに対応できた
これが成長というやつか
成長はいいもんや
というのはわかる
でもやっぱり
クレーム対応はおもしろくはない
昨日
現場から現場へ車で移動中
原チャとひと悶着あった
オレが原チャに気づいた時はすでに後ろにいた
狭い道やのに、抜かそうとしているのが
バックミラーと右のサイドミラーで見えていた
何度もオレの車の右側に出ては前から車や人が来て後ろに戻るを繰り返す
狭い道を抜ける所で少年が道路を横断しようとしていたから止まった
すると原チャも止まった
その後原チャが先にスタート
少し行って原チャが道の真ん中で止まった
オレが避けようと少し動くとさらに道の真ん中に進んでストップ
さすがにムカついて無理やり追い抜いて左の窓を開け
「なんですのん？」と聞いたら
「なんでもないんちゃう？」とすまし顔
「邪魔や」と言ったら
「ほんならひき殺したらええやん」
ムカついて「はっ？」と聞き返したらまた
「邪魔ならひき殺したらええやん」と
頭がおかしな人やと思って追い抜かして先に行った
でも踏み切りで追いつかれて横に止まられた
その後、踏切が開いたらまたオレの前に出て
２０キロでゆっくり走行
原チャの後ろにオレ、オレの後ろに３～４台の車がゆっくり走行
信号で止まってオレは左に曲がるつもりやったけど
早めに指示器を出すとまた着いてくると思って
原チャが先に進んだのを見て曲がってやった
そしてらUターンして着いてきた
結局現場まで着いてきて
「社長を出せ」というからオレの名刺と社長の名前だけ教えて帰ってもらった
男性が言うには
どうやら「オレが男性の原チャに対して危険な運転をした」という
でもオレは全く身に覚えがない
当ってもいない
当りそうにもなっていないはず
どこでオレが男性に対して危険な目に合わせたのか皆目検討もつかないから
「変な男」という目で見た
オレの予想では
原チャが抜きたいのに、狭い道をオレがゆっくり走って抜けなかったから
その腹いせ、やと思うんやけど
この間、ずっとオレの心臓はバクバク
呼吸は荒くなり、胸が締め付けられるように苦しい
動悸も始まり、口の中はカラカラ
ノミの心臓
肝が据わっていない
昔から度胸がなく臆病
そのことを室長に報告
社長にも報告
社長が「一応警察に届けておき」というので交番で相談
クレーマーはこたえるわ
これを師匠の教えに従って考えると
車の運転が雑になっていたんじゃないのかい
会社の看板を背負っているのを忘れてやしないかい
重大な事故を起こす前に注意をしてくれたのではないか
ありがたいことだと考えたらいいのではないか
こんな感じかな
