2022/07/02の読売新聞に特別編集委員 橋本五郎さんの記事が載っていた。
そこには、今の自分に必要な先人たちの言葉があった。
沢庵和尚
「百戦百勝するも一忍にしかず」
言い合いに勝つことより耐え凌ぐことの方が大切。
英国の歴史家カーライル
「『理想はわれわれ自身の中にある。同時に、その達成に対するもろもろの障害もまた、われわれ自身の中にある』と言いし如く、まさしく恐れねばならぬ最大のものは自らに潜む恐怖心そのものならん」
自分の理想も、それを妨げる障害も自分の中にある。
「まさにその通り!」を今、実感している。
ただ、自分の場合、恐れるのは「恐怖心」より「無関心」やと思った。
荻生徂徠
「人を用うるの道はその長所をとりて短所はかまわぬことなり。長所に短所はつきてならぬもの故、短所は知るに及ばず。ただよく長所を用うれば天下に棄物なし」
人の短所ばかりに目が行く自分が最も気を付けなければならないところ。
短所は見なくていい。長所だけを見てればいい。
西郷隆盛
「生命も要らず、名も要らず、官位も金も望まざる者は、御し難きものなり。然れどもこの御し難き人に非ざれば、艱難をともにして国家の大業を計るべからず」
「師匠の手伝いをする」という共通の目標はある。
自分の中の常識が通用しない相手だからこそ大きなことができるんや。
戒めるべきは、相手ではなく、自分。