あっ草花

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欲しいゲーム - 将棋

「考える」要素があることと「公平」を考えて出てきた案の中の一つ、将棋。
しかし将棋は1局の対戦時間が長く、駒の初期配置に個性を出せない。
それなら対戦時間が短く、駒の初期配置を自由に選べる将棋にすればいい。
そう考えたのが今回の内容。


それができたら、
・2D画面で、
CERO A(全年齢対象)で、
・キャラ(駒)には個性がある。敵との相性や地形は作れなくなるが、
・ストーリーも作れなくもない。
・それに、駒を少なくして調整すれば5分から10分以内で決着する面クリア型もできそう。


そこで名前から考えた。
将棋のルールは引き継ぐけど新しい時代の将棋ということで、「令和 新将棋」


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ルールは将棋とほぼ同じ。
違うのは、「盤のマス数」と「駒数」と「王(キング)を選べる」点。


・将棋盤は7×7マスにする。
今ある9×9マスの将棋盤でも遊べるのがミソ。


・駒数はコスト制。
コスト数=動かせるマスの数。
例えば「歩」は、前に1マスしか動かせないからコスト1。
「王」は、8マス動けるからコスト8。


歩=1
桂馬=2
銀=5
金=6
香=6
王=8
角=12
飛車=12


最大コストは35(7列×5行)
実際の将棋盤を使って遊ぶ時、コスト数を計算しやすいように「列」と「行」の掛け算にした。


例えば飛び道具を多めに持つか、
歩=1×3個=3
桂馬=2×1個=2
金=6×2個=12
香=6×1個=6
飛車=12×1個=12
合計コスト=35


守りを固めてカウンターを狙うか。
歩=1×5個=5
銀=5×2個=10
金=6×2個=12
王=8×1個=8
合計コスト=35


使う駒を選べて初期配置も選べる。
ここに個性が出せる。


・「王(キング)」を「歩」に設定することもできる。
この場合攻められたら逃げにくいが、防御にかけるコストを減らして攻撃にコストを使うのも一つの方法。


「王(キング)」を「金」に設定して、コストを2稼ぎ、その分「歩」や「桂馬」を出すのも一つの方法。
「金」や「銀」など、2つある種類を「王(キング)」に設定する場合、見分けがつくことが必要。


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ゲームモードは「ステージクリアモード」と「練習モード」と「対戦モード」の3つ。


「ステージクリアモード」の画面は、LINEのゲームによくある、ステージが並んでいて一面ずつクリアしていく。
1面の敵は、歩が3枚と王が1枚。
合計コスト11。
つまり簡単にクリアできる。


これが進んでいってボス戦となると金が10枚でコスト50。(自分は35のまま)
しかもどれが王(キング)かわからない。
これがクリアできるかどうかの確認・調整が必要やけど、通常の将棋にはない楽しみ方ができる。


ある程度の数のステージを作っておいて、プレイヤーが新しいステージを作り足せるようにしておけば、作りたい職人がゲームを充実させてくれる。
詰将棋を作る人がいるように。


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「練習モード」は、人が設定した(コスト35の)駒配置に攻めていく。
これはスマホリアルタイムストラテジーでよくあるシステム。


右側から攻めていこうと飛び道具を右側に配置していたら、相手の配置がそれを予感していたように守っている。
もしくは、初めから王手になっているなど、駒数が少ない分、配置にも個性が出て普通の将棋にはない楽しみが味わえる。


自分も防御するために、好きな駒で配置を設定しておける。
その上で、人が攻めてきた時の対処を「攻撃重視」「防御重視」「カウンター型」などの設定が選べる。


人が攻めて来た時のリプレイをいつでも見直せる。
これは自分の駒の配置と設定により「AIはどう動かすのか?」という勉強になる。


人の所に攻めて行って勝つか、自分が防衛(自動)出来たら報酬ゲット。
1日3勝までで、報酬を貯めると何か貰える。


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「対戦モード」には、ランクがある。
うまい人(強い人)はどんどんランクが上がっていく。
ランク数は実際の将棋と同じか少し少ないくらいがいい。


C級2組→C級1組→B級2組→B級1組→A級→名人(人数制限あり)


基本同じランクの人としか当たらないが、下のランクと当たることがあれば、自動でコストを減らされる。
何ランク下まで当たるかを設定しておくことで、自分で対戦相手の幅を設定できる。


コストを減らした時の、駒と配置も設定しておける。
この設定をしなければ、下のランクの人と当たることはない。
その代わり、同ランクに対戦者数が少ない時はマッチングするまで時間がかかる。
つまりどちらでも自由に選べる。


どれだけコストを減らすかの調整は必要。
ハンデがもっと必要そうなら、名人は「王(キング)」の設定を「歩」にしかできない、A級は「歩」か「桂馬」しか選べないとかにすると、将棋の常識がなくなり強い人とも戦える余地ができる。
これは他の対戦ゲームの「マッチング」に対する不満の解決策になる。


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「ステージクリアモード」の良さは、通常ならあり得ない状態の相手と戦うこと。
例えば、王が1枚、桂馬が10枚なんて、簡単かも知れないがやったことないからやってみたい。


「練習モード」はその名の通り、将棋の練習になる。
人の配置に攻め込む時はもちろん、自分の駒と配置でも、「攻撃重視」「防御重視」「カウンター型」を選ぶことによって、例え負けたとしてもそのリプレイを見ることが勉強になる。


「対戦モード」はコンピューターとでは味わえない「勝った」「負けた」の感情を味わえる。


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これなら、どのモードでも1局数分で終わり、公平で、個性を活かした対戦ゲームになる。
キャラや武器にレベルがあると、レベル差ができてそれがマッチングの不満になる。
しかし将棋ならキャラレベルがないから、後発組は不公平を感じることもなく、新規参入の妨げにもならない。


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課金要素その1
「ステージクリアモード」と「練習モード」は1日3勝まで無料。


「ステージクリアモード」は終わり(エンディング)があるから依存対策になる。


「練習モード」も1日3勝すれば、あとはあまりする意味がない。
それ以上したいなら課金。


「対戦モード」は最初のクラスC級2組はずっと無料。
それ以外のクラスは1日3戦(約30分)まで無料。


それ以降は10戦500円(1戦50円)
昔のゲームセンターと同じ。
一度購入したらタイムリミットはなし。
「もっとゲームをしたい」という人に課金してもらう。


毎回課金するのが面倒やろうから、まとめて払うとお得なコースも用意する。
1ヶ月いくら、とか。サブスクみたいなの。


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課金要素その2
アバター


コラボによって、将棋の駒の見た目を変えられるようにする。
1セット500円。


アバターを買った人は、相手の見た目が変わっても駒の動きがわかる。
しかし買ってない人にはわからないから「どれがどの駒かを覚えないといけない」状態になる。


出撃できる駒がコスト制なので、毎回全ての駒を見る訳ではない。
しかも、コラボが増えていけば覚えるのは大変。
だから勝ちたい人はアバターを買うかも。


でも買わなくても覚えればすむので「絶対的に不利」という状況にはならない。
だからずっと無課金でも何とかなる。


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見込み客。
・将棋が好きな人
・対戦ゲームが好きな人
・公平なルールを望む人


やろうと思えば、今ある将棋のセットを使ってできる。


コスト数は35でいいのか?
または、勝敗は「王(キング)」を取るまで、または50手の段階で「取った駒数が多い方」を勝ちにするかなど、時間を考慮して調整の必要あり。


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なかなかいい案を思いついたと思ったけど、これを作るなら通常のゲームプログラムに加えて、通信対戦の知識、CPUを強くするための機械学習の知識が必要だと思った。


通常のゲームプログラムはUnityで使うC#を勉強しようかな。
機械学習にはPythonが必要そう。
通信対戦の知識って???


一人では途方もない時間がかかりそうやったから、こっちはすぐに諦めた。


それならば、「通常のゲームプログラム」だけで作れて「買い切り」のゲームを作ろう。
そう思って考えたのが次の案。