あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

G20


5月、とあるお客さんとの会話。
俺「G20の影響で高速がかなり通行止めになるみたいですね」
お客さん「仕事の人大変そうやねぇ」

6月、そのお客さんとの会話。
俺「G20の影響で伊丹空港周辺の施設も何か所か入れなくなるみたいです」
お客さん「でも伊丹って国際線ないんじゃない?」
俺「そうなんですか?そしたら羽田か成田について、国内線で来るんですかね?」
お客さん「でも〇〇(どっちか忘れた)は国内線の便数が少ないはずやから連絡なんぎするんちゃう?」
俺「それなら××(もう一つの空港)ですかね?それか、もしかたしら伊丹に直接来て特別に税関も関係なく入れるのかも知れませんね」

俺よりは空港の事に詳しいお客さん。
それでも政治や国際的なことはあまり知らない二人故の会話。



結果、アメリカだけが伊丹空港を利用した。
それはアメリカ側から要請があった訳ではなく、日本側の配慮とのこと。

それなら、なぜアメリカだけ?
という疑問は残ったが、飛行機から直接車に乗り込む映像を見てやっと「そりゃ税関なんか通らへんわな」と、他のニュース映像を思い出した。

そういえば、日本の首相や天皇さんが外国に行った時も車から直接飛行機に乗ってたな・・・。

それくらい知識のない人間が感じた今回のG20のまとめ。



感想は「ひとまず終わった」

印象に残った国とその内容。

日本。
今回の数日で安倍さんを見直した。

その理由の一つ目。
「意見の違いより共通点を見出せるよう努力を重ねてきた」

相手は言いたいことを言うかも知れない。
でも、それを調整することに努めようとした。
議長国として当たり前かも知れないが、今の世界情勢は一触即発。
「俺では無理」と思った時、「安倍さんすげぇ」と思えた。



二つ目。
安倍首相と中国の習近平シージンピン国家主席の会談が27日夜、大阪市内のホテルで始まった。
会談の冒頭、首相は「来年の桜の咲く頃に国賓としてお迎えしたい」と呼びかけ、習氏は「招待を歓迎する。その頃の国賓での訪問はいいアイデアだ」と述べ、受け入れる考えを示した

まず、次に会う約束をした。
今回、この数日でどんな結末になるかわかりませんが、またお会いしたい。
この気持ちを一番初めに伝えたことも素晴らしいと思えた。



三つ目。
米中の「橋渡し役」といった意味では、「協議を再開した」から果たせたのでは。

大阪での最大の課題となっていた米中貿易戦争は、サミットに合わせて開かれた米中首脳会談で協議され、G20は無力だった。

とあるが、G20がなければ米中首脳会談が開催されたかどうかはわからない。
G20に来たついでやからしゃーなしやでぇ。もぅしょうがないなぁ」という状況で米中首脳会談が開催できたのかも知れない。

もしそうであるならG20は無駄ではなかったし、双方に努力する姿勢を見せた開催国の首相として十分だと思った。


長くなったから2回に分ける。