あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

選択

問題の多い営業マンが昨日、文句を言ってきた
「今の建売のG号地の外観の色は誰が決めたの?」
俺「社長に言われて、俺とカーテン屋さんです。」
営業「アレは失敗やな、どう思う?もうあそこに色を選ばしたらアカンで」
俺「それは社長に言ってください」

俺が入ってからも二度、三度同じようなことがあり
「それならば、建てる前に営業全員を含めて色を決定して欲しい」
と室長にお願いしたことがある

その時室長は「しょうがない、今までもそうやって現場担当が決めてきた」
俺が入った時、現場担当が忙しすぎて色決めや図面作成をしていなかった
それでしょうがなく、その頃からカーテン屋さんのカラーコーディネーターに頼むようになったみたい
 
いったい、今まで何件の家を建ててきたのか
何も活かされていない
反省しようとしない
改善しようとしない
 
社長は「今のままでいい」と言い
室長も「もう、改革する気力はない」と言う
 

今日は別の物件の外観を俺に任せると社長が言ってきた
俺が思う形を現場担当に言うが
「築100年が任されたのなら、がんばりなさい」
言葉を避ける
責任を逃れる
良い物を作ろうと言う気持ちがない
教えようとする気持ちもない

俺が迷っているのは1箇所
そこの部分は家が完成してしまえば、外からは滅多に見えないであろう箇所

そこにお金をかけるか、かけないか、選択肢は2つ
1、金額の高い部材を使って見栄えがいいようにする
2、ほかの部材と同じものを使ってお金をかけないようにする
 
もし、1を選んで見た目がよくならなかったり、全く見えなかったりしたら
工務店からは、それならお金をかけなくてよかったんじゃないか、と文句を言われ
営業からも、見た目がよくないと文句を言われる
 
もし、2を選んで見た目がよくなかったら
営業からは文句を言われるやろうけど
工務店からは、まぁお金をかけてもよかったかも知れないね、くらいで終わるやろう
 
だから俺は工務店の工事費のことを優先して2を選ぶ
 
この選択の仕方
あまりにネガティブではなかろうか
 
俺も責任を逃れたい気持ちが強いのか
 
 
女性パートが俺に
とある物件の「敷地が確定しました。でも、以前の図面と方位の角度が違うんです」と言ってきた
だから俺は「それは設計事務所さんに確認してください」とお願いしたら
女性は「イヤ、もし私の見方が間違っていて、図面があってたら申し訳ないので
私以外の別の誰かがもう一度図面が間違っているのを確認してから、
設計事務所に連絡を入れたいのですけど」
 
なるほど
人から言われたら
それぐらい自分でやれよ
と思ってしまう。。。