60.0
電気料金が紙からネットに変わると通知が来た
それを見て思い出したのがオカンの発想
昔、定期的に注文(何かは忘れた)していた時、ずっと「銀行振込に変更してください」という通知が来ていたけど無視していた、と言っていた
理由を聞くと「集金している人の仕事が無くなっちゃうから」と言っていた
その発想は無かった
確かに今回の「使用量のお知らせ」をペーパーレス化したら環境負荷低減になるかも知れない
人件費や印刷代、その印刷機器代などが節約できるかも知れない
でも、それをしている人の仕事まで無くなってしまう
俺の勝手なイメージ
集金や光熱費等の「使用量のお知らせ」を入れてくれているのはおばちゃんパートが多い気がする
その人達の生活費なのか、孫に何か買ってあげるための小遣い稼ぎなのかの手段が無くなるということ
そういう年齢の人達は、今の仕事を辞めさせられたら他で仕事を探すというのはとても困難やろう
印刷物を残すということは、その人達の仕事を残すということになる
俺はこっちのほうが身近な問題に感じられる
かと言って環境問題を無視していい訳ではない
ただ、お知らせをペーパーレス化するだけでは温暖化は止まらない
それなら俺にできることは今ある仕事を残すために紙をもらう
というか、単に俺が紙が欲しいってのもある
ネットになると、パソコンを立ち上げて、ネットに繋げて、ページを開いて、ログインネームとパスワードを入れて、印刷するためにプリンターの電源入れて、紙をセットして、インク代を使って印刷しないといけない
今は来た紙をセロハンテープで貼るだけ
ってことで今のままを希望します