自分の腰痛がきっかけで鍼灸に行こうと考えた。
その行こうとしている鍼灸院の値段を思い出して、自分がしようとしている値上げが高いなぁと思うようになった。
そこで周りの値段を拾い出した。
師匠、約40分1万円。
先生、40分~50分7,000円。
勉強仲間、60分6,000円が二人。
くらしのマーケット、表示は60分8,000円(ということは整体師には6,000円)が多かった。
自分がしようとしているのは60分7,000円。
周りと比べてどうか?
いや、周りと比べる必要はない。
自分がしたいことをすればいい。
でも、お客さんは考慮する必要がある。
ただ、安いから来てくれるという訳でもない。
60分5,000円でも来なくなったから今がある。
ここで迷った。
60分5,000円で営業活動をちゃんとすれば来てくれるのでは?
元々は薄利多売で考えていた。
いや、技術が上がった。
それを認めてくれる人に全力を尽くした方がやりがいがある。
うーん迷う。
ここで閃いた。
迷うということはどっちでもいいということ。
そこで、どっちでもいいならどっちがいいか?を考えた。
すると「7,000円でも来てくれる人のために一生懸命する方がいい」と思った。
で、お客さんには1週間以内なら2,000円値引きという特典を付けた、と納得することにした。
たぶん6,000円にしたら周りと比較する自分が出てきそう。
「自分の方が技術は上だ」みたいな。
根拠なき自信やけど、その根拠は作っていけばいい。
だから値段を上げることに決めた。
・・・・・・・
自分の腰痛からお店を探したけど、この過程も気づきになった。
行こうと思った鍼灸は休みみたいで電話に出ない。
他の鍼灸に行ってみようとネットで探して電話したら、鍼灸接骨院で保険適用がメインのところみたい。
電話の後ろも騒がしく、最近流行りのよくある接骨院という感じがした。
自費治療なら予約が必要、でも保険適用なら予約なしで来店してください、とのこと。
これで行く気がしなくなった。
先生がいっぱいいる所は当たりハズレがある。
先生が一人のところでゆっくり受けたい。
そう思って他の整体を探した。
けどなんとなく行く気になれない。
だいたい60分5000円はする。
それなら先生のところで7,000円払った方が確実。
ということで電話したら今日と明日は出張で休み。
うーん。
色んな意味で痛い。
でも、やっぱり信頼できるところなら7,000円でもお願いしたいと思える。
「高いからなるべく行かないように自分でも頑張ろう」
そう思う、ということも自分にとってはメリット。
だから値上げしよう。