今回の移転工事に関して両親と話すことがあった。
その時、今の家はリフォームしてから14年(13年)経っている話になった。
この間、屋根も含めて一切メンテナンスをしていなかった。
防水の寿命は約10年。
そう聞いていたから気になって屋根を見てみた。
すると赤色だったのが、真中らへんは色が変わって黒くなってきていた。
表面の塗装が剥げて奥の方の色が見えているのかな?
これがあって屋根の塗装も考えた。
そのことをまた両親に話すと、オカンも気になっていたようでチラシを見せてくれた。
そこに載っていた㎡単価で計算すると我が家の大きさでも「60万円~」。
そんなこんなで見積りを依頼することにした。
・・・・・・・
7/31
左官屋さんに駐輪場土間コンクリート工事のお金をお支払いした時に屋根の見積もりをお願いした。
「外部やから塗装屋さんに勝手に見てもらってていいですか?」と言われたから「いいですよ」と応えた。
8/3
左官屋から電話で「あの屋根は高圧洗浄かけないと塗れないから足場も必要です」と、値段が高くなるかもという一報をくれた。
俺「それならそれで必要な金額を出してください」とお願いした。
その後、「屋根の塗り替え」と「高圧洗浄の必要性」を調べて、値段が高くなるなら相見積もりも取ろうと考えた。
8/4
今の家をリフォームしてくれたM工務店に相見積もりを依頼しようと工務店に行った。
イヤな思い出が多いからできるならM工務店には頼みたくないけど、家が近いのもあって「変なことはしないし安くしてくれる」という思いはあった。
その時社長はおらず、奥さん?に伝言を頼んだ。
8/5朝
M工務店の社長から電話があり説明すると「8/8の10時なら行けます」ということで「屋根と一緒にクロスの見積もりも」お願いした。
8/5夕方
左官屋さんからクロス工事の見積もりをもらった。
その値段が安かったのでM工務店のクロスはやめようと思った。
8/8の10時5分
10時の約束が来ない。
M工務店に電話したら「今、事務所に帰ってきたので今すぐ行きます」
歩いてすぐの所にあるからすぐに来た。
俺「もしかして忘れてました?」
M工務店「まさか覚えてましたよ。車が混んでて」
「それならせめて電話しろよ」と思ったけど口にせず、クロスはやめて屋根だけ見積りをお願いした。
8/8午後
左官屋から屋根の見積もりをもらった 254,100円。
チラシで見た金額と比べるとかなり安いが、安ければいいというものでもない。
必要なことが足りなくて安いのであれば、二度手間になり余計高くつく。
値段だけではわからないからM工務店の見積もりを待つことに。
8/12朝
M工務店から屋根の見積もりをもらった(ポストに投函) 330,000円
8/12午後
M工務店には書いてあり、左官屋の見積もりには書いていないことがあった。
他にも左官屋の見積もりは「一式」が多くて何をどこまでするのかがわかりづらい。
説明を聞こうと左官屋に電話をした。
左官屋「夕方にも塗装屋さんから直接電話してもらいます」
8/12夕方
かかって来ず。
8/13夕方
一日過ぎた夕方になってもかかってこないから左官屋に電話したら出なかった。
「お盆休みか」と思って待つことにした。
8/18
塗装屋から電話があって説明を聞いた。
すると俺が左官屋からもらった見積り書には「一式」とだけあるけど、塗装屋から左官屋に書いた見積りには詳しく書いたとのこと。
俺が心配した内容も全て説明してくれて「色決めもあるから一度伺います」という話を聞いて安心して任せることにした。
この時、お願いしたのは10月中には工事を完了させてくださいということだけ。
夏の屋根は暑い。
それに2か月あれば塗装屋さんの都合のいい時にできるやろう、そう思ってのことやったけど…。
その後、M工務店は断ろうと何回か電話したけど出ず、8/24また工務店に行って伝言を依頼した。
8/25
M工務店から電話があったから「今回は」と言って断った。
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10/13まだ何の連絡もない。
俺の頭の中には、塗装屋さんと顔合わせ、その時色決め、物が何日で入るのか知らないが1~2日はかかるやろう。
で、工事自体に4日くらいと聞いていた。
だから打ち合わせの日にちを決める電話くらいそろそろくれてもいいのにな、と思って電話した。
俺「そろそろどうでしょう?」
左官屋「あっもういいですか?」
俺「色とかの打ち合わせをまずするって聞いてるので、せめてその打ち合わせの日程だけでも」
左官屋「折り返し電話します」
左官屋「今月中にはしますが、打ち合わせの日はまた改めて連絡します。雨とかありますので」
この日は火曜日。
週間予報で週末の土曜日は雨になっていたけど、その日だけ。
後回しにされている感がすごかった。
・・・・・・・
10/26
塗装屋から電話が鳴った。
塗装屋「足場が組んでくれないからできない」
俺「せめて色などの打ち合わせにきて」
10/27
夕方来てくれた。
俺、色々説明した。
塗装屋「大丈夫大丈夫」
今までの左官屋や内装屋と同じような返事。
見積もり段階では丁寧な返事をし、工事することが確定すると雑に扱う。
その日の夕方。
色を決めるために置いていった見本帳に、塗料のランクが載っていた。
高くなるに従って耐久力が上がっていく。
今、見積りで出しているのはどの段階か。
ランクを上げたらいくら高くなるのか気になった。
せっかく足場まで組んでするんやから、ちょっと高くなるくらいなら長持ちする方がいい。
そう思って聞くことにした。
10/28
「色を決めた」と電話した時に塗料の耐久度の話を聞いた。
すると「見積り持っていきます」
こういうことを早くして欲しかったから13日に電話したのに…。
10/29
知らない間にポストに封筒が入っていて、中を見ると左官屋から見積りが入っていた。
2タイプ見積り出してくれたのはいいけど、安い方でも7万円上がる。
よく見ると、初めに入ってなかった「諸経費15,000円」も追加されていた。
狭い屋根やから3万円アップくらいかなと思っていた。
高いから断って元の安いままにした。
この時、左官屋にも電話した。
「せっかく見積りもらったけど元のままで」
この時、左官屋さんに「終わったら社長も来てください」と言っておいた。
俺はたぶん、塗装屋さんが終わって、足場が外れても誰も掃除しないやろうと思っていた。
仲介料とはいえ、間のお金を取るからにはそれは監督として現場の後片付けをして欲しかった。
そこを見透かされたのか、左官屋の社長の返事は薄かった。
そして案の定、工事が全て終わっても来なかった。
10/31
足場屋さんが1時に来て、3時少し前に終了。
11/1
休み。
11/2
屋根の高圧洗浄。
なんとも都合のいいことにこの日だけ雨。
塗装屋さんが「降ってくれれば」と言っていた通りになった。
屋根の一部分が黒くなっていたのは塗装のハゲでも、塗装屋が言ったコケでもなく、ただの汚れやった。
だから高圧洗浄が終わった段階で屋根はかなり綺麗になった。
あんなに汚れがあったら塗装は付かない。
だから高圧洗浄は必要やったし、してよかった。
8時15分頃来て帰ったのが9時50分。
屋根のカラーベストが2か所ほど割れてコーキングで補修してたと写真を見せてくれた。
この屋根はリフォームした時に新しくしたはず。
それから一度も触っていない。
それなのに割れてるって…。
やはりリフォームした工務店はよっぽどやな。
11/3
空け。
屋根の乾燥待ち。
11/4
「下塗りと一回目が塗り終わった」と言って15時に帰った。
コーキングは終わって、下屋はまだ。
割れてたカラーベストも入れてくれた。
11/5
塗装完了、足場も外れた。
足場屋どころか、塗装屋も最後の挨拶なし。
左官屋も来ないどころか電話もない。
俺もこれくらい神経が図太かったら建築の仕事が続いていたんやろう。
やはり性格にあった仕事の向き不向きはある。
神経を病んでまで仕事を続けないといけない理由が俺にはわからない。
辞めすぎると我慢は育たないけどね。
11/6
自分で掃除した。
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初めが肝心と言う。
終わりよければすべて良しとも言う。
今回はその両方悪かった。
初め、期限を守らず。
終わりは掃除せず挨拶なし。
もし仮に、その両方をしていても塗装がへたくそやったら「挨拶だけはいいんやけどねぇ」と愚痴が出たかも知れない。
ということで、初めも途中も終わりも全て肝心。
途中色々あったけど、仕事はちゃんとしてくれて綺麗に仕上がった。
ということで、安くていい仕事をしてくれたから結果オーライ。