あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

本決定

大学に合格した姪に本をあげようと思ってすぐに岡潔さんを思い出した。


岡潔さんに関連する本で読んでいたのは「数学する人生」と「情緒と日本人」
そして今回新たに借りたのが「春宵十話」と「情緒の教育」


今回借りた2冊は両方とも教育システムに関して書いてあることが多く、これから大学生の姪には向かないと思った。
以前読んでいた2冊の自分の記事を見ると、「情緒と日本人」の感想に「面白かった。」と書いてあって確かに今回の2冊と「数学する人生」よりは面白かった気がする。
ということで上の姪には「情緒と日本人」に決定。


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上の子にあげて下の子にあげないのはどうやろうと思ったから、下の姪っ子にもついでにあげることにした。
何がいいかと思って出てきたが「星の王子さま」と「窓ぎわのトットちゃん」


内容を思い出すため、図書館に行ったついでに借りようとしたけど「星の王子さま」はなかった。
代わりにあった「星の王子さまのことば」を借りたけど内容はもう一つやった。


それもあったし、やはり日本人が著者の本にしようと思って「窓ぎわのトットちゃん」に決めた。
最新の発行部数が出てこないけど、2017年時点では日本で800万部、中国で1千万部突破を超えたらしい。


もし読んでないなら読んだ方がいいし、読んだことがあっても大人になって読み返すとまた違った感想になるはず。
変な成功本を読むより絶対こっちの方がいいってことで決定。


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本を決めて本屋に電話した。
すると「情緒と日本人」は店頭になく、出版社の在庫もないから取り寄せもできないとのこと。


次に出版社に電話した。
事情を説明するが、倉庫にもないから無理。


ダメ元で更に聞いた。
「一冊だけ作るってことは無理でしょうか?」
やっぱり無理やった。


こうなるともう本屋に売れ残っているのがないか探すしかない。
ということで大阪の大きな本屋から地元の小さな本屋まで電話しまくったけどなかった。
数えたら25店舗。
これだけかけてないのならしょうがない。


「では何にしようか」と考えた時、「岡潔さんの別の本」とはならなかった。
読んだ中ではプレゼントに向くのはなかったし、図書館で借りれる本を探した時に出てきた2冊は借りた。
ということは、他の本の内容を確認するのに買わないといけないし、売ってるか探すのがまた手間取りそう。


で、次に浮かんだのが師匠の本。
でも内容がUFOとか出てくるし、スピリチュアルなことも書いてるからどうかなと思った。


次に浮かんだのが「星の王子さま」。
でもやっぱり著者は日本人がいいと思って師匠に戻った。


俺は師匠の本が面白い。
姪っ子がどう思うかはわからないけど、いつかわかる日が来るかも知れない。
抗がん剤の話や社会人になってから役立つ哲学も載っている。
好き嫌いはあるかも知れないが決して無駄にはならない。
ということで決定して本屋に電話した。
3~4日で届くとのこと。