少し前に「軟酥(なんそ)の法」というものを知った。
少し前、NHKの「100分 de 名著」で「般若心経」がやっていた。
これは以前にも書いたけど、最近は写経も流行っているとか。
覚えていることをただ再生していくことは、ほぼ無になることと同等。とやっていた。
少し前にテレビでメンタリストのDaiGoが瞑想をしているのを知った。
1月7日のニュースでマインドフルネス瞑想を知った。
そして1月7日のニュース
瞑想の「うつ」などへの効用は限定的=米研究
マインドフルネス瞑想は、軽い鬱の症状の場合、抗うつ剤を服用した場合と同程度。
それと、
瞑想が有害であることを示す証拠もなかった。
としながらも、
ストレスに関連した症状の軽減効果が恐らく一般に考えられているより小さいことを示唆する。
という内容。
でも、
瞑想の訓練を30~40時間しか受けていないため、「瞑想はマスターするのに時間がかかる技能」であることを示唆。
俺が自律訓練法をしていた時は、本で読んだものをしていたから、
それが「あっているか」どうかもわからなかったし、
どの程度できているのかもわからなかった。
瞑想はたまにするが、初めのころより今の方が少しマシになっている。
それでも師匠のを体感させてもらった時と比べると真の瞑想にはまだまだ程遠い。
それがたった30~40時間では・・・
と一瞬思ったけど、
そもそもちゃんとした瞑想ができるような人は心の病気にならないのではないか。
ということは、
「心の病気になった人に対して有効な手段」といった意味で考えると確かに、
「効果は小さい」のかもしれない。
メンタリストのDaiGoは、瞑想は難しく考えずに「毎日5分、何も考えない」ことを訓練するのだと言っていた。
始めは苦痛やけど、それを我慢するのだと。
そうすると我慢することになれるのだと。
自律訓練法やマインドフルネス瞑想、軟酥(なんそ)の法は実際にやってみると、神経が落ち着くのがわかる。
興奮しすぎた交感神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にさせて体の自然治癒力を高める。
たぶんこれが「体にいい」と言われている仕組みだと思う。
しかしそれを数値で量ろうとしても、
瞑想が未熟な人はその効果が薄く、
瞑想の達人はおそらく、交感神経が優位になりすぎること(ずっとイライラした状態)はないと思う。
どちらにしても振り幅は小さい。
しかし、続けて心の鍛錬をすることにより、
心が疲れにくい状態を保てるようになっていくのではないか。
つまり病気を治すというより、病気になりにくい体を作る。
ここに瞑想をする価値があると思う。