ラジオで聞いた話。
昔、ラジオの生放送で、懸賞の当選の電話を夜中にかけたらしい。
電話をとったのがお父さん。
出るなり「何時だと思ってるんだ」と言ったもんだから、
それが生放送のラジオで流れてしまった。
と言っていた。
俺は高校を卒業してしばらくしてからポケットベルを持った。
それまでは人の家に電話をかけていた。
話したい本人が出るとは限らない。
お母さんかお父さんが出たらどうしよう。
そんなドキドキを味わったことのある世代。
今は携帯電話があるからこんなことにはならない。
こんな気遣いをする必要がなくなった。
考えなくなった。
ということは身につかない可能性が高くなった。
しかし、そんなドキドキを知っていても、俺は失言が多い。
後になって考えたら「失礼なことを言った」というのが多い。
考える時間のある時は、気をつけることができるんやけど、
とっさの返しが人を傷つけたことは多いと思う。
なぜか?
たぶんまだ身についていないんやと思う。
考えて、実行して、反省して、実行して、
を繰り返すしかないな。
1月5日(日曜日)
世は9連休最終日、
お客さんに
「明日から仕事ですか?」
と言ってしまった。
あとになって、昔言われて気が重くなったことを思い出した。
その当時の仕事は嫌でしょうがなかった。
そんな時、仕事の前日の夜というのは気が重くなり始める時。
大丈夫な人もいるやろうけど、お店に来る人は心も疲れている人も多い。
人から「明日の仕事を思い出すようなこと」は聞きたくなかったかも知れない。
相手の立場を考えずに言葉を発する。
今もまだ変われない。
少し前近所の方に「元気にしてる?」と声をかけて頂いた。
多くのご近所さんとは会釈をする程度やけど、たまに声をかけてくれる方もいてる。
ご近所あいさつ=見られている=気にかけてくれている=下手なことはできない。
という意識になるのではないか。
俺の苦手な「相手の立場にたった声かけ」ができるように。。。