あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

値上げをやめる

迷いに迷って一度は決めた値上げをやっぱりやめる。
きっかけは次の5つ。

 

【売上表】
【POPとチラシ】
【勉強仲間】
【バイト】
【久しぶりのお客さん】


・・・・・・・


【売上表】

 

値上げを決めてホームページはすぐに書き換えた。
しかし、売上表を書き換えようとしたところでかなり面倒臭いことに気が付いた。

 

値段は新旧の2種類だけやけど、項目が多過ぎた。

 

・旧価格の来店

・旧価格の出張

・新価格の来店

・新価格の出張
・くらしのマーケット
・教えに行くところ
・チケット割引

・出張費

・営業範囲外の出張費

・今はやめているお二人のためだけの値引き

 

一応作ったけど、書き分けるのもお客さんに説明するのも面倒臭い。
師匠や先生のように「〇分〇円」これが理想。

一応作ったから「〇分〇円」を目標に、そうできるまではこれで頑張ろう、と一度は思ったけど。

 


【POPとチラシ】

 

ホームページと売上表は変更したけど、POPとチラシがさらに面倒でなかなか手をつけられなかった。
特にチラシは印刷しているのを捨てるのももったいない。
そこまで覚悟がないということか?とか考えながら手を付けられないままやった。

 


【勉強仲間】

 

そんな中、先日勉強仲間に「〇分〇円でやってるの?」と聞いたら「2時間5000円でしている」と言っていた。
この人は夜勤勤めの看護婦さん。
しかも今は救急病院で働いているらしい。
なのに、休みの日に「2時間5000円でしている」「二度と戻って来ないでいいように気合を込めている」らしい。
俺とは覚悟が違うと感じた。
だからリピートしてくれるし、他の人を紹介してくれるんやなぁと思った。

俺は仕事として値段を決めて、収入源として考えている。

 


【バイト】

 

収入源として考えている割には生活ができないからバイトに行く。
そうすると、整体の予約を取れるのは平日の夜と土日だけ。
夜も残業があるから何時になるかわからない。
そうなると、新規のお客さんは取りにくい。
特にくらしのマーケットは、予約の設定をしておかないといけないから見直さないといけない。

 

そんな中、思い出したのは区役所に勤めながら小説を書いて芥川賞を取った砂川文次さん。

 

収入源はバイトにして整体は趣味というか「したいことでありすべきこと」として別で考える。
そう考えると「自分が高いと思う値段」にしてたらアカンなと思った。

 


【久しぶりのお客さん】


そして昨日(3/21)閉店前は毎週来てくれていた人が、こっちに引っ越してから初めて来店してくれた。
その予約の電話の時に値上げしたことを言いにくかった。


値上げを決めた時、「毎月来てくれている人は旧価格」「たまにしか来ない人や新規は値上げした新価格」と決めていたのに言えなかった。
ということは、やっぱり自分の中でも「まだ高い」と思っているし、「5000円でいいか」と思っているということ。

 

これらがあって、値上げをやめる。
決めたら気が楽になった。