あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

因果応報

先日、ヤフーニュースで「結婚式を台無しにされた」という記事を見た。
内容を見ると確かにひどかった。
11万回以上リツイートされたとのこと。

これを見て、「この会社は倒産するかも知れない」と思ったのと、同時にスマホのゲームのことを思い出した。



少し前、事前登録までして楽しみにしたゲームが2つある。
しかしやってみると面白くなく、両方とも2日で消した。

その2つ共やり口がとても不快で、ゲームを配信している所に低評価で書きこみをしようかと思った。

面白さを☆で表すコメント欄がある。
面白ければ☆5つ。
面白くなければ☆1つ。

たまに「☆1つもあげたくないけど、コメントを書くためにしょうがなく」と書いている人もいる。

「書こう」と思った時に思い出したのが、配信開始から数か月で配信停止に追い込まれるゲームがそこそこの数あるということ。

コメントに低評価を書かれる→ダウンロードされにくくなる→遊ぶ人が減る→収入が減る→配信停止。

今のゲームは開発にどれくらいの期間かかってるのか知らないけど、多くの人が関わっている。
それが、低評価が多く付くことによって数か月で無駄になる。

普通の会社ならかなりの痛手やろう。
最悪、そのせいで倒産、なんてこともあるかも。

今は個人の愚痴のようなコメントでも数が集まれば脅威となる。

それを思い出した時、「俺はそこまで望んでいない」と思った。
それに、やりたい人はやってみたらいい。
評価はわざわざ書かなくても、やった人が個人的にすればいい。
俺が低評価を付けることによって、配信停止の加担はしたくない、と思った。



今回の結婚式騒動もそうやろう。
これでもし式場を運営する会社が倒産したら、その従業員とその家族が路頭に迷うかも知れない。


これらから、何が大切か。

不誠実な会社は淘汰される。
怒りをぶつける方は、相手の会社がもしかしたら倒産するかも、というところまで考慮して発言しなければいけない。

「そんなことは知らない。ただただ怒りのままに発言する」なら、それはそれで不誠実なのでは。
因果応報。
自分が発した行為は、いつか自分に返ってくるということを知っておかないといけない。

大切なのは、誠実に生きること。
そして、相手を許すこと。
だと、自分に言い聞かす。