最近、「3年前から坐骨神経痛が治らない」という人が来てくれている。
その人が初めて来たときに言ってくれた。
最近の接骨院や整体屋のホームページはどこも似たような感じ。
明るくて、お客さんと一緒に笑顔で写ってて、お客さんの感想を載せている。
もし当店がそれらと同じような所なら来てなかったかも。
なるほど、今までそんな「流行りのホームページの所」に行って結果が出なかったから、似た所は避けようとしたのかも。
そして思った。
流行りに乗らなくてもわかってくれる人はわかってくれる、と。
この方、4回目までは痛みに全く変化はなかったが5回目の帰る時、痛みが半分くらいになったと言ってくれた。
その数日後、別の新規さん。
チラシを見て電話をくれた。
「チラシを見てもわからない。どういったことをするのですか?」
と整体に関しての質問やった。
言葉で説明できる範囲はした。
すると来てくれた。
帰る時には痛みはほとんどなくなっていた。
「来てよかったです。電話して聞いてよかったです」
と言って喜んでくれた。
最近、お店のホームページや印刷物から、営業時間と休日を消した。
お店は一応、毎週木曜日を定休日にしてる。
それと月に1回、講習の為に土曜か土日連続で休んでる。
その週の木曜日はお店を開けている。
最近はそれ以外にも用事の無い木曜日は開けるようにした。
だから定休日であっても木曜日に丸一日休むのは月に1~2回。
もし「毎週木曜日休み」を書いていると、「木曜日やから休みか」と、電話で確認すらされないと思って消した。
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それと営業時間。
今は朝9時から夜21時まで。
でも予約がないと19時に閉めて帰ってる。
それを以前「最終受付19時」と書いたことがあった。
すると、「19時までに入らないといけないかと思った」という方がいた。
休みにしろ営業時間にしろ、どっちにしろわからない(ややこしい)のであれば、「電話してきてもらう」状態にした方がいい。
電話していなければ、「休み」か「出ている」か「帰った」ということで改めてもらうしかない。
そう思って両方消した。
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一時携帯に転送してたけど、「予約表」を持ち歩いていないと予約の確認ができない。
「予約表」を持ち歩いて電話を受け取っても「すぐにいけないならまたにします」ということが多くてやめた。
だから電話を転送しても、結局一緒。
万人に説明する文章を考えたら長くなる。
長い文章は読む気が受ける。
結果、万人がわかる説明は難しい。
それもあって万人に好かれるホームページはないやろう。
「万人に好かれる」を諦めて、「聞いてきてくれたら応えます」という俺のスタンスは、お客さんにとっては面倒くさいかも。
でもだからこそ、そうまでして来てくれる人には全力を尽くしたいと思うし、嬉しい。