あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

考察-理由

8/31の記事「考察-現状」の続き。

残ったお店の何がいいのか。
根拠に乏しい勝手な推測。

残っているのは大手と、それとは真逆の小規模。
中くらいが閉店していったイメージ。


大手、今は名前が違うけどリ〇ク。
こちらは60分3000円(ざっくり)
強押しがイメージ。

聞いた話。
トップ1、2が二人とも強押しが好きらしい。
だから研修で嫌というほどさせられるとのこと。

研修は無料で結構な回数教えてくれるらしい。
だから未経験者が入りやすい。

「リ〇クに行って揉み返しになった」という話をよく聞くけどそれでも流行ってる。
それだけ強く押して欲しい人が多いんやろう。

安い・ガッツリ・スッキリ、大衆向けといったイメージ。



大手、ラ〇ィネ
60分6000円(ざっくり)

高級志向で癒し系。
ホテル並みの丁寧な接客。
誰に受けても同程度の技術力。

働いている人に直接聞いたけど、研修がかなり厳しいらしい。
1か月みっちり。
合格しないと施術に入れない。

合格後も覆面で調査員がちょくちょく来るとか。

一言でいうなら安心感、かな。



それ以外の残った小規模店舗。

施術者が1人~3人。
だからお店の広さもそれほどいらない。
一等地から少し離れた、雑居ビルの2階以上に入っていることが多い。
つまり家賃が安い。

技術力はうまい人が多く、接客力は中程度。
大儲けはしないけど、個人で食べていくにはっていう規模。

こういうお店は残れてる。



閉店したお店。

前回記事の1~4。
60分4000円台が多かったように思う。
つまり大手2社の中間価格帯。

雇用形態は個人事業主
つまり完全成果報酬。

お店に入る前に技術のチェックはするけど、スキルアップの研修はない。
あくまで個人の責任。

オーナーにしてみれば、
・やった分だけしか払わなくていい。
・それに「学習塾」同様、オープン時や月々にかかる経費が安く済む。
だからリスクが少ない、と考える。

スタッフはスタッフで施術に入らないとお金がもらえないから個人でスキルアップするはず。
と考える。

おそらくこういう形態のお店が潰れていったんやと思う。



「ここが閉店するんや。わからないなぁ」と思っていたのが、前回の記事の5。
技術はかなりあった。
お店はそれほど大きくなく、人通りの多い場所やった。
それでも閉店した。

後になってわかったのが「愛想がなかった」
俺は「職人さん」って感じがしてそんなに気にならなかったけど、
技術より気持ちや接客が重要だとわかった時に、閉店理由がわかった。


場所はまあまあ。
ベッドが確か4台くらいかな。

スタッフは最低2人。たまに3人いた。
つまり中規模。

ここの店長らしき人も愛想がなかった。
接客は中の下。


スタッフはたぶん1人か2人いた。
このお店が残ってると思ったのは大手やったから。
ただ毎回スタッフが変わっていたのを考えてもやはり場所や看板だけではダメということ。



まとめると、人材育成できていないところが潰れたって感じ。

技術がうまい人が1人いても、ベッドが4台以上置けるような中規模以上の大きさとなると他のスタッフも稼げないと成り立たない。
技術力と接客力、それらを育てるシステムがない店舗が閉店した。


残っている大手はコンセプトもしっかりしていると思う。
リ〇クは、安い値段と強押し。
場所は家賃を抑えるためやろう、コンビニ跡地に入ることが多い。

ラ〇ィネは、安心感を提供するための技術力と接客力。
家賃が少々高くても集客力優先、大きなショッピングモール内でよく見る。

ということは、大手2社の中間の価格帯でも、スタッフ育成がしっかりできれば勝機はあるということ。
前々からわかっていたことが、閉店していった店舗を見ることによって明確になった。

それをしっかり続けている大手さんはさすがやね。