「残っているお店は何がいいのか?」確認するために受けに行く途中、周辺も見渡していた。
その時の考察。
・一番多く見たのが椅子に座るご老人。
・阪急駅ビル内の店舗で元気があったのはカフェとドラッグストアー。
一番目立つ場所が本屋だったのがドラッグストアーに変わって、本屋は別の場所に移ってた。
・他の店舗ビル、数か所行ったけどその中で1店舗は必ず見たのがネイルサロン。
小スペース、これからの「美」を扱い、個人でもできて、空き時間はネット販売もできる。
・本屋と服屋が24時間フィットネスに変わってた所があった。
ネットで買える物は実店舗が減り、有料・無料に関わらず椅子のある場所には人が集まっていた。
最近の店舗ビルは、各フロアに1か所は無料休憩スペースがあるように思う。
それに喫茶店やカフェもよく見る。
つまり、美と健康に関するお店と、人が会話する場が増えた。
モノからコトへ変わっているのを実感した。
こういうお店があると面白いかもというのを考えてみた。
外を歩いているのはお婆さんが多かったから、ガールズバーの逆バージョン。
男性スタッフメインで話を聞くのも仕事の、朝食・昼食・晩飯まで和食が食べれるお店。
朝食~昼食の営業時間は10時間。
その後2時間閉店して夜と交代。
夜の営業時間も10時間。
2時間閉店して朝と交代。
こういう分け方ならオーナーが二人でもいけるはず。
食材はうまく使い回し、家賃も半分。
売り上げも完全に分ければ店舗を有効活用できるはず。
高齢者をターゲットに。
コンセプトは会話。
知らないお客さん同士も会話ができるような仕掛けを作るといいかもと思ったけど、これは頑固老人同士やとケンカになりそうやからアカンかな。
自分のことを考えないと。。。
久しぶりに、いつもとは違うリラクゼーションを受けに行ってよかった。
接客は基本をしっかり。そしてちょっと引き気味。
俺みたいに「こうした方がいいですよ」とは言わない。
「こういう体操ありますよ」程度の紹介に留める。
接客・施術ともに、俺がしていた時よりも確実に業界のレベルが上がってる。
そこで俺のお店も看板に「リラクゼーション」の文字を入れてコースを作ろうかとも考えた。
でもやっぱり「もっと強く押してくれ」これに対応するのが嫌。
強く押すと、その時は気持ちいいかも知れないが「体がよくなる」というのとは違う。
強すぎると逆に体は悪くなる。
でもお客さんは「リラクゼーション」となると刺激を求める。
そこでわかった。
俺はお客さんに治って欲しいんや。
治したい。治って欲しい。
だから毎回同じ症状で来られると「体操も伝えているのに、なんでしない。なんで学ばないんや」とイライラしてしまう。
「お伝えした体操されました?」と聞くと言い訳をされる。
だから言うのが嫌になる。
ただほぐされて楽になりたいだけ。
でもリラクゼーションなら、提供する方もされる方も「癒しや刺激」が目的やから「いつもご来店ありがとうございます」となる。
俺は毎週来られると、収入があって嬉しい反面、「学べや」という苛立ちと「言うだけ無駄」という寂しさが出てくる。
俺は我が強すぎる。
お客さんの求めることを提供するのがプロ、と思ってはいても・・・。