あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

気づかない我慢2

昨日学んだのはあれこれ考えずに浮かんだことを言葉にして言おうということ。

少し前にフト浮かんだ言葉も
「Don’t think. Just feel」
映画「燃えよドラゴン」のブルース・リーの言葉らしい。

その男性の次に来た女性のお客さんにその話をした。
それと今までなら「こんな話はしない方がいいかな」というとてもくだらないオチもない話をしてみた。
するとそのお客さんも今まで以上に話してくれて「私は話してくれる方がいい」と言ってくれた。

元々俺はしゃべらない。
それは盛り上がりもオチも思いつかないから。
出来事だけを言っても面白くないやろう。と思って自分から話し出すことはほとんどなかった。

でも、まず言ってみるのもいいと学んだ。
相手が言葉を拾ってくれるかも知れない。
盛り上げてくれるかも知れない。
展開していくかも知れない。

しゃべりたくなさそうならその時に黙ればいい。

「くだらないことはしゃべりかけない方がいいかな?」と気を使っていたことが、俺の疲れの原因の一つだと気づいた。

気づかいとは気を使うこと。
気を使って疲れるのだから気を使わず行動してみる。
その結果に対して行動していけばいい。



ここ数ヶ月、迷っている時に考える元にしていた言葉達。
スピリチュアル系のホームページからが多い。

『みんなに好かれようとして無難な発言(自分(安全)を守る発言)しかできなくなってしまうので、自分の感情(弱い部分)を表現する、というリスクをおかしてみてください』
『行き詰まりや閉塞感があるなら今までと正反対のことをするといい』
『我慢していることがあるなら我慢をやめてみるといい』
『周りに気を遣って我慢し続けてきたなら自分の怒りや悲しみ、ダメな所を前面に出してみる』


今までは遠慮して「また来た方がいいですよ」というのをなるべく言わないようにしていた。
言うと商売っけが出て嫌われるのでは?と思っていた。

でもお客さんが「お医者さんにはハッキリ言って欲しい」と言っていたのもあってこちらが主導権を握る感じで言うようにした。
俺が「来てほぐしておいた方がいい」と思う人に「来た方がいい」と。

こう決めたのは節分の2月3日頃。
その後からお客さんは増えた。

今回の「くだらないことはしゃべりかけない方がいいかな?」というのは、無難な発言しかしてこなかったということであり、しゃべりかけることは「今までと正反対」なこと。



昨日のよくしゃべる男性客の次に来た女性のお客さん。
俺がよくしゃべると自分のことも話してくれた。

子供の頃の通信簿。
親は点数が多少下がっても何も言わなかったけど、情緒に関して書かれる項目によくないことを書かれるとすごい怒られたらしい。

喜怒哀楽を表に出すことをとても嫌ったお母さんだったとのこと。
それがあって、今でも感情を表に出さない。

その女性の疲れの原因は肉体疲労より完全に精神的ストレス。
その過去のトラウマレベルの出来事があるから仕事でも家でも常に我慢ガマン。

小さい頃の出来事が原因だとわかっていてもなんともできない。
言い合いするのがイヤだから自分が飲み込む。我慢する。


そういった人を改善に導くには体をほぐすより言葉が大切。
それはわかっているけど俺はカウンセリング的なことはまだできない。

でも、昨日くだらなくても話してみるということを学んだ。
それによってその女性は少し心を開いてくれた。



去年末にお店の日替わりカレンダーを買った。
「日めくり美智子さま 勇気をもらえるお言葉」

いい言葉がいっぱいある。
その中でも気に入ったのが「心を寄せる」

寄り添う姿勢が大切なんやろうと思う。
師匠の言う「包む」ができるように。


今回のブログを書いていて気づいた。
俺は今まで「自分の話をしない」という環境で育った。

聞かれなかったから話さなかった。
だからできなかった。

今回の気づきでまた自分の幅が広がっていくと思う。