あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

遺伝子操作

今年の8月。
ブラジル・ リオデジャネイロで行われたオリンピック。

その少し前に蚊を媒介にしたジカ熱の流行が問題になっていた。
ネットで見るとジカ熱が流行ったのはどうやらデング熱が関係あるらしい。


デング熱を媒介する蚊を駆除するために開発した「OX513A(遺伝子が組み換えされた雄の蚊)」と雌が交配して生まれた蚊は、成虫になる前に死ぬように遺伝子がプログラムされている。

雄は人を刺さないから遺伝子操作した蚊が人体に影響を及ぼすことはないと考えられたらしい。
でも、

>「遺伝子を組み替えても3~4%の蚊は何らかの形で生き残る。この生き残った蚊が生態系にどのような影響を及ぼすのかさらに詳しい調査が必要である」

と言われていた。
しかし実行した。
そしたら、

>「最初の数か月でデングウイルスを持つ蚊の地域個体群が95%以上減少した」としていた。しかし、このOX513Aが放出された地域こそジカ熱が蔓延した地域と重なる。


つまり遺伝子操作に耐えた新しいタイプの蚊がジカウイルスに発展したのではないかと考えられている。

でもジカウイルスは、デング熱と比べて軽症とのこと。
これは不思議。
耐性ゴキブリで考えるとより強くなりそうな気がするけど・・・

テレビで心配されていたのは、遺伝子操作された雄は人をささなくても、ボウフラ(蚊の幼虫)を小魚が食べて、その小魚を大きな魚が食べて、その大きな魚を人間が食べる。
まわり回って人間の体の中に寿命が短くなる遺伝子が入ってくるのではないかと言っていた。

それも心配。

それにどんな生物であれ絶滅していい種族はない。
だから人間が勝手に遺伝子操作なんかしてはいけない。

進化するなら駆除する技術より自分の生命力。

という記事を前に書いていた。



そして数日前、テレビで「インフルエンザワクチンの作り方」をやっていた。
今までは鶏にインフルエンザを注射してその卵で増やしていたそうな。
でもそれでは時間がかかる。

それで時間短縮のため開発されたのが、蛾の幼虫やタバコの葉の遺伝子を操作する方法。
遺伝子を操作したものを体内に入れる・・・。


子宮頸がんワクチンも蛾の幼虫由来だそうで、一説によるとインフルエンザワクチン同様「意味は無い上に危険」とのこと。



遺伝子組み換えでネットを見てると食品に関する記事も見つけた。

アメリカは遺伝子組み換え食品の割合が高いらしく、それと共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患も急増しているらしい。
関連性を断言できないけど危険だよねと書いていた。

それに、
特定の除草剤をかけても枯れないように遺伝子組み換えした農作物(農薬耐性遺伝子組み換え)を除草剤の使用量が減るからと作ったけど、除草剤をかけてもなかなか枯れない雑草が新たに出現して、結果使用量は逆に増えたとのこと。

それに
>1つの除草剤では対応できず、複数の除草剤に耐性を持たせた遺伝子組み換えが開発され、複数の除草剤を混ぜてまかれることが行われることになりました。現在ではベトナム戦争で使われた枯れ葉剤(2,4-D)やジカンバという危険な化学物質にも耐性のある遺伝子組み換えが開発され、その栽培が日本、米国、ブラジルなどで承認されました。さらに危険性の高い農薬が広大な地域に散布される可能性が出てきています。

つまりどんどん技術が進歩(悪化)している。



ガンが年々増えている。
その理由をある医者は「高齢化が進んだから」と説明していた。

では、なる人とならない人の違いはどう説明するのか?
現代はもしかしたら水俣病のように原因を特定するのはとても難しいのかも知れない。

携帯電話などの電磁波も、合成界面活性剤をはじめとする化学物質の経皮吸収も疑わしい。

ガンの検査方法を発展させるよりガンになる原因を探すことにお金と時間を使った方がいいと思う。

人間がいじってはいけない所まで力を加えている。
「大きすぎる力は何も生まない」と何かで見た。

生態系や遺伝子に力を加えたら必ず人間に返ってくると思う。