あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

脱輪


少し前、女性のお客さん。
外資系の会社にお勤めで、昔は一人でメキシコや韓国に行かせられたとのこと。
メキシコは治安が悪かったらしいが「メキシコでも韓国でも、困っていたら現地の人が声をかけてくれて助けてくれた」という話を聞いた。
道案内をしてくれて「じゃ」と言って、何のお礼もしないまま帰ったというのと、車に鍵を入れたまま閉じ込めてしまった時、知恵を貸してくれて「じゃ」と言って帰ったという話。

「へーいい人もいるもんですね」と返事をしていた。


今日、生まれてはじめて車で脱輪してしまった。

細い道、前から来た車を先に行かせてあげようとバックしながら、グレーチング(側溝の蓋)に乗ったつもりやった。
後輪が通って前輪がグレーチングの上に乗るやろうなぁってところでガクッとなって挟まった・・・

おかんに電話。いつもどおり出ない。
おとんに電話。JAFに入っているか聞いたけど、入っていないとのこと。近いから行くわと言われて待つことに。
待ってる間にジャッキアップをためしてみたけど、ジャッキが入るところは後輪の近く。そこを持ち上げても余計に後輪があがるだけで無駄やった。
おとんが来ても無理なのがわかったから警察に電話。詳しく話してレッカーで来てくれるとなった。
そうこうしている間におとんとおかん到着。
事情を説明していると、原チャのおじさんが止まってくれて「こうすればいける」と言って「持ち上げるから」と指示を出してくれた。
原チャのおじさんとおとんと近所のパジャマ姿のおじさんも手伝ってくれた。
3人が車を持ち上げてくれている間に俺がハンドル操作とアクセル。
無事に脱出成功。車を邪魔にならないところに移動している間に原チャのおじさんはどこかへ行ってしまった。
警察に電話して、もう一人のパジャマのおじさんにお礼を言って帰った。

助かった。
いい事をした人は名乗らずに去るものなのか。

原因は完全に俺の不注意。
「そこにグレーチングはあるだろう」と思い込んでしまったこと。

想定外と言えば想定外。
普通ならそこ(住宅のポストのまん前の側溝)には”あるはず”と勝手に思い込んだのが間違い。
これからは特に気をつけようと戒めた。

今まで”ある”と当たり前に思っていたことがなかったら。


年齢と筋肉量の変化について、40歳から年に0.5%ずつ減少し、65歳以降には減少率が増大され、最終的に80歳までに30%から40%低下がみられるといわれています。

これは何もしない場合だとは思う。80歳でもムキムキのおじいさんもいてるし。
でも多くの人は筋肉を使ったとしても鍛えてはいない。

知らない間に減った筋肉は”ある”と思っているから、こけた時とかに想定外になる。

朝日新聞beの「元気のひけつ」にちょうど筋肉の衰えが載っていた。
ロイシンというアミノ酸が筋肉にはいいらしい。サプリメントも出てるとか。

何もしないよりは、アミノ酸を飲むだけでもまだマシらしい。
一番いいのは運動しながらアミノ酸をとること。

でもやっぱりサプリメントだけに頼るより、自分の体は自分で動かすのが一番かな。