あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

生と性について考えた

 
朝日新聞7月30日
不妊治療の女性の対象年齢を42歳までに制限する見直し案をまとめた。
とあった。

俺はこれは賛成。

目的は早期の治療を促す、ということやから。
43歳以上は流産率が50%を超えて、その他のリスクも高まるらしい。

それでも欲しいのなら実費で産むべきだと思う。
人工授精1回数万円。
体外受精や顕微鏡検査は数十万円。

今後、国がお金を使うなら、早期の結婚ができるような政策つくりの方がいいと思う。




朝日新聞9月8日

LGBT性的少数者
L:レズビアン
G:ゲイ
B:バイセクシャル両性愛者)
T:トランスジェンダー(心と体の性が一致しないなど)
20人に1人はいると言われているらしい

この記事で驚いたのは
「いる」と言われている割合の高さと、「おかま」や「ホモ」は差別的言動になる。ということ。

人種、性別などの「多様性」について学ぶ研修があるらしい。
俺は「個人」を認める、ようにする。
 


 
朝日新聞10月20日
デザイナーベビーにつながる遺伝子解析技術が米国で特許が認められた。

俺はこれは反対。
 
科学誌ネイチャーの関連誌
「子供の特徴を『買い物リスト』に入れることは、倫理的に大きな問題をはらむ」
これに賛成。

俺は遺伝は生活習慣が50%くらいあるのでは、と思う。
濃い味を好む両親の子供は濃い味を好む、これは遺伝やろうけど、
太っている両親の子供は太りやすいのではなく、親と同じ食生活をするから同じ体系になるのだと思う。性格も同じだと思う。
 



朝日新聞12月12日
性別変更の男性 父と認定

これが一番むずかしい。

経緯
二人は元々女性。
日本は同性結婚は現在のところ法的に認められていない。
性同一性障害で一人が性別変更をして男性になり結婚が認められた。
三者精子を使う非配偶者間人工授精(AID)で出産
(嫡出の推定)民法第772条 妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。
夫婦の間に生まれた子供だから嫡出子として認める
という判決

問題は法整備が追いついていないこと
性別を変更した人が、非配偶者間の人工授精で子をもうけても、法務省は「血縁がないのは明らか」として嫡出子(結婚している夫婦の子)と認めてこなかった
だから非配偶者間の子は、だれを父にするかを定めた法律がない、らしい。
 
それで出てくる問題は相続とかかな。
保険とかそこらへんも影響するのかな。

子縁組をした子も嫡出子として認められるらしい
http://www.mitsuifudosan.co.jp/lets/column/shoukei/shoukei78.html

で、あるなら法律の「相続」の問題は養子縁組をすることで解決する。
あとは社会の問題か?

それこそイジメの対象になり得る、とかかな。
要は自分たちが親子だと自覚していればいいと思うのやけど。。。

社会から認められない。という疎外感にも繋がるのやろう。
つまりは「子供がいればいい」というだけではなく、その子供が養子縁組ではなく、夫婦の正式な子供であると社会に認めて欲しいという承認欲求かな。
 

この記事に関して、新聞に2つの正反対の考えを並べて載せていた。
「結婚を認めておきながら、子どもを持つことを認めない方が不自然だ」
「子どもは確実に生物学上の父は別人だとわかってしまう。そういう苦悩を、子どもに与えるべきではない」
俺は後者と同意見

でも、
「親子を結ぶのは血のつながりだけではない」というのもそう思うし、

父親
「自分たちは普通の
生まれ方ではないと気づくはずだ。その時、それを引け目に思わないように育って欲しい」
「おかしいと思ったことを訴え続け、あきらめなければ、願いが実現できると子どもたちにも証明できた」
この意見もよくわかる。




まとめ

女性の心で男性の体で生まれたり、また逆だったりは本人はつらいと思う。
でも今は、法律が性別変更もその後の結婚も認めているのだからその中で生きていくのがいいと思う。

問題なのは精子提供、卵子提供、受精卵提供や代理出産で、民法が想定していない家族関係が次々と生まれていること。

そうまでして「欲しい」気持ちはわからなくもない。
でもしてはいけないことだと感じる。
欲しいものはなんとしてでも手に入れる、というのは行き過ぎると怖い考え方だと思うから。

子供は「作る」ものではなく「授かる」ものだと思う。
最近はできちゃった婚から授かった婚へと言い方が変わってきた。

生も性も
他人の手が加わるかどうかが俺の中で大きな分かれ目。
 
人工授精や性別変更の手術は俺は「欲しい」や「したい」ではしないと思う。
倫理的にしてはいけない気がする。
 
しかし、現実は進んでいく、流れていく。
自分の考えを持ちながらも多様性を重んじる。
ということも大切だと肝に銘じる。
 
 
俺が将来結婚して、子どもができない体だとわかり、それでもどうしても子どもが欲しいとなったら、
両親のいない子供を養子に迎えるかな。