あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

勝敗

 
吹奏楽部のコンクール
感動した
 
奏者(生徒)は必至に練習し
指揮者(先生)も一生懸命教え方を勉強する
 
今では全国大会で金を6回とっている先生も
昔は知り合いの先生に愚痴をこぼしていたそうな
「オタクの生徒はうまい人が集まっていいですね」と
そしたら「高校生の実力はほとんど変わらない、教え方がまずい」と相当怒られたそうな
それからその先生は全国に飛び回って勉強をして今がある
 
人に求めず
自分の向上に努める
わき目も振らず自分のことを精一杯する
 
指揮者は完成した形が頭にないと指示できない
でも、その完全を奏者に求めるのではなく
自分の指導の仕方の向上に努める
 
少し前、室長に言われた
「オレが築100年の歳の頃は、本とか読んでなくて
自分の仕事をただひたすらやっていた」と
 
人に理想を求めすぎなんやろうな
それを自分に向ける・・・
 
 
コンクールにも順位・勝敗がある
いわゆる勝ち負け
 
スポーツもいいけど吹奏楽の全国大会もすごい
全国にいけるだけでもすごいのに
金で喜び
銀・銅で悔しがる
 
所ジョージ「勝ちにいった負けには意味がある」
 
音楽だけでも感動するが、そこに勝敗が加わると感動が増す
だから舞台の脚本家が「舞台はスポーツの感動に勝てない」
というのは勝敗のあるもの全てに、ではないやろうか

 
オレはプロ野球は嫌い
でも高校野球は好き
それは高校野球には負けていい試合はないから
プロ野球、1年に何試合するのか知らないけど
「1試合も負けずに完全勝利」と思って勝負している選手はいるのやろうか
おそらく「そんなのは無理」と思っている人の方が多いのでは

 
スラムダンクにも好きな言葉がある
「はいあがろう
”負けたことがある”というのがいつか
大きな財産になる」

 
今日は文化の日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」