「仕事力 2週間で「できる人」になる」 齋藤孝
図書館 ★★★★☆ 考え方 45冊目
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はじめに
序章 なぜ「仕事力」が求められているのか
第1章 「仕事ができる人」とはどんな人か?
第2章 学生時代からやっておくこと
第3章 「仕事力」を鍛えるための二週間メニュー -「仕事力」の基礎を作る
第4章 一歩抜け出す「仕事力」をつける二週間メニュー -一段上の「仕事力」
第5章 リーダーになるためのトレーニングメニュー
第6章 達人から学ぶハイレベルの仕事力
終章 「仕事ノート」をつける
あとがき
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単位は2週間、1ヶ月では長い
仕事ができる人の「仕事力」は組織や人間関係を抜きには成立しない
自己客観視
結果さえ出せれば、その人の人間性は必ずしも問題にならない
・・・そうか??
一人の著者の本を10冊くらいきっちり読んで自分のものにする
視点移動
相手から無理難題を言われても、「これは仕事なのだ」と思える意識を持てるかどうかが、「仕事力」の出発点になる
仕事ノート
得意分野を持つ、伸ばす
P.100
かりに、自分にどうしようもなくつまらない仕事が与えられたとしよう。まるでシーシュポスの神話のように。転げ落ちる岩を際限なく頂上まで押し上げるような仕事だとする。仕事についたばかりの新入社員のころは、えてしてそういう仕事を与えられることも多い。そんなとき、どうすればその仕事を肯定的にとらえられるかが、重要な鍵となる。そのさい、とりいれたいのが、「科学的アプローチ」だ。要するに、科学的な視点で実験し、結果を見て、調整し、修正していく方法だ。たとえば与えられた仕事が砂の山を右から左に移し、それをまた左から右に移すというような空しい仕事だったとする。そいうときはどうやったら砂をたくさんすくえるか、スコップはどの突き刺し方が一番効率的か、どの筋肉を使って運ぶと、もっとも力を使わずにすむか、右足を前にするのがいいか、左足を前にするのがいいかを考えていく。すると、もはや砂を右から左へ移すということが目的ではなくなり、その行為の中で向上していくことが目的になってくる。それに喜びを見いだすのだ。考えてみれば、スポーツジムで汗を流して、あれこれトレーニングしているのも、人から命じられた労働としてやった場合、実にバカバカしい。<中略>自分の課題を見いだし、「このように工夫したら、結果がこう変わった」ということを目的にすれば楽しみも生まれてくる。
仕事を楽しくするコツ
自分の北極星をみつける
仕事は本来、学ぶことが学生時代よりも多くなければいけない。学校では知識を試験などで再生することが中心だから、得た知識を自分の生活や人生などに変換して活かさなくてもかまわない。しかし、仕事は自分で課題を見つけて、学び、アレンジして仕事の場で活かしていかなくては進歩しない。だから社会に出てからは、ふだんから学ぶ生活をしているかどうかで、人生で大きな差ができてしまう。
今、自分に欲しいのは本をよりわかるための、理解力
それを自分の生活に活用するための、応用力
やはり読書はいい
先人が見つけた答えが載っている
「時間を割いてでも読書をするべきだ」と多くの人が言っているのがわかる
学生におすすめ
転職歴の多い人におすすめ
P219 約3時間